学園の牝 57
しかし6人の専用奴隷のご主人様として、弱みを見せたくない浩二は、気力と持ち前の絶倫さを持って対抗する。
「んもっ!じゅぱっ!んぐっ!?」
「うっ、ぎっ!ががっ・・・!」
「い・・・イッへぇっ!浩二しゃまぁっ!?」
「ら、らめ・・・!ひもひよふぎるぅっ!?」
「ひあああっ!?お、オッパイがっ!?オッパイがぁっ!?」
葵・睦・明日香の3人も最悪の事態を回避するべく、全力で琴を援護する。
そしてついに4人の努力が実を結ぶ。
「うっ、あっ!うがあああぁぁぁっ!!」
「んぶっ!?ぶばっ!?」
ついに我慢の限界を超えた浩二が盛大に射精する。
限界ギリギリまで蓄えられた精液は、琴の口の中だけでは納まりきらず、顔や髪の毛まで真っ白に染め上げる。
「げほっけほっ・・・!や、やった!
ついに精液を出させてやったぞ!」
その言葉に、古屋姉妹と明日香が体力の限界を迎え、その豊満すぎる胸を押し付けるように浩二にもたれかかった。
疲れて声も出ない有様だが、3人の目は最悪の事態を回避してくれた新入りの健闘を褒め称える優しい目をしていた。
「く・・・うぅぅぅ〜っ!」
反対に悔しそうにうめくのは主人の浩二。
向かうところ敵なしの彼にとって、それは久しぶりに味わう敗北の味だった。
まして浩二は人一倍プライドが高いから、その悔しさもひとしおだろう。
そうとも知らない琴は自慢げにこう言い放った。
「あははっ!どうだ、浩二!
今まで散々バカにしてた、ぼくや先生たちに負けた気持ちは?!
しかも茜と湊の出番は待たずして、だ!
これでみんなとの約束は守ってもらうぞ!?」
その言葉に浩二は思わず歯軋りをする。
奴隷たちの上にいるはずの自分が、奴隷たちの言うことを聞かなければならない。
それは主人である浩二にとって耐え難い屈辱であった。
しかしここで約束を反故にすることはそれこそ自分のプライドに関わる。
浩二は断腸の思いで要求を飲むことにした。
「わ・・・わかった・・・・・・」
その言葉に満足げな笑顔を浮かべた琴は、勝利の報告と倒れた3人の介抱のために、浴場から飛び出していった。
・・・この時、琴はとんでもないミスを犯してしまったと言わざるを得ない。
浩二の人一倍高いプライドをズタズタにした挙句、彼を放置してしまったのだから。
残された奴隷たちの意識がまだ残っていれば、後の惨事を避けられたかもしれないが、もうすでに手遅れだった。
「・・・ちくしょう。ちくしょう!ちくしょおぉぉっ!!」
奴隷に敗れた哀れな男は、自身の無力さを呪いながら号泣するのであった。