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学園の牝
官能リレー小説 - 学園物

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学園の牝 147


「「きゃああっ!?」」
「「「!?」」」

始まりは咲美と詩衣奈の悲鳴。
突然の悲鳴に驚いた面々は、脱ぎかけの制服もそのままに部屋から飛び出す。
向かう先は咲美の悲鳴が上がった、1階のリビングだ。

「どうした、咲美っ!?何があっ・・・た?」

一番乗りで到着した敬一が声を張りながら部屋に入ると。
そこにはあられもない姿で、ビクビクと痙攣を繰り返す春華と春菜。
口からよだれ、股間からは愛液と潮を吹きながらここではない、どこかを焦点の合わない目で見ている。

「か、母さんっ!?大丈夫っ!?しっかりしてっ!?」
「お、お母様っ!し、しっかりなさってくださいっ!」

いったい何があったのか。
まるで状況の飲み込めない敬一たちであったが、とりあえず母たちの顔をぺちぺちたたきながら意識を確認。

「・・・ん・・・あ・・・?」
「あ・・・。敬一さまぁ・・・♪」

すると2人はすぐに覚醒。
しかしその目は完全にとろけており、まともな状態でないことは明らかだった。

「どうしたの!?何があったの!?」
「うふ・・・うふふ・・・敬一さまぁ・・・♪これ・・・すごいんですう・・・」
「・・・『これ』?」

春華の言葉の意図がわからず、思わず首をかしげる敬一。
そこに春菜が春華の言葉を補足する。

「これ・・・クリ○リスにつけたら・・・イクの止まらなくなって・・・はぁンッ!?」

説明の途中で絶頂してプルプルと身体を震わせる春菜。
それにつられるように春華も軽い絶頂を味わう。
2人の言葉から股間のほうを見てみると。
そこには陰核を強制的に勃起させるク○キャップが吸い付いている。
2人が身じろきしてキャップが身体に当たるたび、2人は甘い悲鳴を上げて絶頂に達する。
どうやらこのおもちゃで遊んでいて、イクのが止まらなくなったようだ。
大体の事態を把握した敬一は思わずため息。
2人がこのおもちゃに手を出した理由を知らないだけに何とも哀れなすれ違いであった。

――――

「まったく・・・2人ともいい年齢して何やってるのか・・・」
「「も、申し訳ございません・・・」」

家族総出で春菜と春華を看護する中、敬一はあきれたようにつぶやいた。
それに対し、春菜と春華は申し訳なさそうにシュンとうなだれるばかりだ。
前の主人である敬一の父親の命令を実行するためにもその幻影と決別し、かつ敬一に喜んでもらおうと思ってのことだったのだが。
決別どころかみなに迷惑をかけてしまい、年長者の威厳も絶賛大暴落中であった。

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