白鳥クリニック 36
「あ、あああッ… イクッ…」
電気でも流されたように由美の身体がのけぞり、キリキリと収縮した。
そのきつい収縮に男達は耐えられなかった。
由美の絶頂をつげる声に耐える気力もない。
「も、もう駄目だ。いくぞ」
「よし。 同時発射だ、ううッ… 」
男達は本山由美への熱い思いをぶつけるように、同時にドッと白濁の精を放った。
「ひッ ひいー 」
前と後ろ二人の肉棒が熱く膨れあがり、やけるようなしぶきのほとばしりを感じとって、由美はもう一度ガクンとのけぞり、総身を激しく痙攣させた。
もう何人目だろう、由美はなにもわからなくなった。
どのくらい時間がたったのか、誰に犯されているのか、自分の身体がどうなっているのかすら、由美には判断できなかった。
「…うう… あああ、あうッ… うむ…」
由美は自分で立っている力を失っていた。由美の身体は吊られた縄と、二本の肉棒とで支えられていた。
「しっかりするんだ、由美。自分から腰を揺するんだ」
由美はぐったりとした身体を揺さぶられるままに、息も絶えだえあえぎ、低くうめいていた。
その顔は汗まみれ、乱れ髪が頬にへばりついて、分厚い唇から唾液を垂らしていた。
眼もうつろで焦点がさだまっていない。
ようやく最後の二人が離れた時には、由美はもうグッタリと、なかば死んだようになっていた。
両目を閉じ、分厚い唇からは唾液を垂らしていた。
後ろ手縛りの縄をほどき、由美の女体を寝具にドッサとなげだした。
由美は気を失っているらしくグッタリと死んだようで、太腿はまるで腰が抜けてしまったように開いたまま、赤く剥き出しの膣肉をあらわにしていた。
その縦に割れている肉の割れ目から、20人の男達に注がれた白濁液をトロトロと吐き出して、由美の内腿までおどろくほどの白濁液が垂れ流れていた。
その時、一人の中年の男が入ってきた。
頭はハゲて腹はだらしないまで太り、顔にいたっては二重、三重アゴになってだらしないまで太っていた。
「あッ! これはこれは飼い主様 」
どうやら本山由美を買った男らしい。
「… ん… 輪姦した… 」
寝具になげだされ裸体で死んだようになってる由美を見た。
「誠に申し訳ございません、 飼い主様の許可も得ず、由美を犯ってしまいました、どうかお許しを… 」
「ええ… かまへん、かまへん、本山由美の身体見せつけられて我慢しろってほうが無理だわな… 」
男は案内役の差し出した灰皿にタバコを消すと気を失い死んだようになって寝具になげだされてる由美の股間を覗きこんだ。
「… フフフ… 」
ベットリと濡れて、白濁液まみれの股間、その股間の膣口はまだ生々しく口を開いたままであった。
ただれんばかり膣襞がヒクッ、ヒクッとうごめいて大量の白濁液を吐き出していた。
中年の男はポケットからタバコを取り出すと案内役が、ライターで火を差し出した。
「お、ありがとう、… 」
中年はうまそうにタバコを吸うと由美の女体を見ながら話しはじめた