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終わらない臨海学校
官能リレー小説 - アブノーマル

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終わらない臨海学校 1

その日、僕の命は呆気なく奪われた。

臨海学校の最中に突然現れたカルト教団の狂信者達により宿泊施設は血の海と化した。
逆らう者は躊躇なく殺され、従う者も儀式の生贄として殺される、男も女関係なく僕達の命は自分達の神への貢物として処理されて行った。

クラス1の美少女だった矢野さんは処女のまま子宮を抉り出され、大きな胸が男子皆のオカズだった図書委員の崎山さんはその立派だった胸を無惨な肉塊に変えられ撲殺された。
一番体の小さかった春原さんは巨根の内田と無理矢理セックスさせられながら二人まとめて串刺しされ、ヤリマンギャルだと思ってた名取さんはオタクの山田に処女を奪われたながら首を絞め殺されていた。

そして僕は委員長の那古さんと無理矢理セックスをさせられ絶頂と同時に二人一緒に拳銃で撃ち殺された。
ほんの一瞬前まで僕の下で程良く育ったおっぱいを揺らしながら、始めての痛みに耐えつつ喘いでいた那古さんが一瞬にしてただの死体へと変わり果て、僕の命もゆっくりと消えて行った。
意識が完全に途切れるその寸前、那古さんのマンコが最後の締め付けを行い、僕は人生最後の射精をした所で僕の短い人生は終わりを迎えた。

そう、一度僕の人生は終わった筈だった。

気が付くと僕は惨劇の前日、臨海学校初日のバスの中にいた。

「八頭くん、そろそろ着くわよ。起きて準備した方が良いよ」
「那古…さん?」
「まだ寝ぼけの?もうすぐらしいわよ」

僕に声を掛けたのは紛れもなく那古さんだった。
僕と人生最初で最後のセックスをして子宮を僕の子種を受けながら妊娠させる事すら許されずに死体に変えられた那古さんが生きて隣に座っていた。

「えっ、あっ、う、うん分かってる」
「そう、ならいいわ」
(アレは夢だったのか…)

素っ気無い態度、だがそれは当たり前。
僕は別に恋人でも無いただのクラスメイト、あのセックスが夢だというのなら那古さんが僕にこれ以上の感情を示すわけもない。
僕は先程の体験を夢だと思う事にしてこれから始まる臨海学校を楽しむ為に気持ちを切り替えるのだった。

確か宿泊施設に荷物を置いたて軽く開校式を行ったら海で水泳の予定だった筈だ。

そう言えば夢の記憶だとその水泳中にギャルの名取さんのおっぱいポロリを目撃していたんだっけ。
…まさかね。
でもアレも良いおっぱいだったな…
また見られるわけ無いけど見られたらラッキーだよな。

僕は内心その夢が嬉しくもあった。
卑猥な夢だからだけではなく、神に捧げられ殺された事がである。
それが何故かはわからない。
だた夢の中で那古さんに射精した瞬間の感触だけは、やけに鮮明に思い出せた。

ふと見ると見知らぬ物が鞄に入っている事に気が付く。
ペットボトル程度の大きさの筋肉質な男の石像だ。
知らない荷物だ。
見た目は変だがかなり精巧に作られた彫刻だと見て取れた。
身体に比べて勃起したチンコが異様にデカいけど…。
誰かに見られて変に思われるのも嫌だし、そのまま鞄の奥へとしまって置こう。

バスが目的地の宿泊施設に到着すると、僕達は荷物を下ろし開校式を行った。

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