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大人版お医者さんごっこ
官能リレー小説 - アブノーマル

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大人版お医者さんごっこ 1

俺の名は赤城 慶介
某大学の医学部に通う、いわば『医師の卵』だ。

今在籍しているT大学に入るために、俺は高校時代と言う青春を犠牲にし猛勉強してきた。もちろんその間恋愛など出来るわけがなく、周りの『友人』と言う肩書のリア充どもは次々に付き合い、そしてアレも経験していったのだ。

まあそんな様子を、まるで檻の中から外においてある極上の肉を見つめるライオンのように、羨ましそうに見てきた俺だが、念願かなってT大学の医学部に合格できたのだ。


そして更に幸運なことに、母校の後輩JKを見事彼女にすることにも成功した。俺の楽しい人生はここからはじまる、と思っていた。

しかし、医学部と言うのはクソ忙しい。医師免許を取るために勉強を続けなくてはならず、デートなんてほとんどできない状態だった。それでも彼女は理解を示し、ひと月に一度、ほんの半日程度のデートと言う貴重な機会をとても大事にしてくれた。

だが、俺の欲求不満は募るばかりだった。
ある日の講義の最中、人体の構造を説明するために講師がプロジェクタで女性器の構造を映した時、思わず俺のナニがおっ勃っちまって周りにばれないかとヒヤリとしたこともある。
そして、そんな日々が続いたある日、俺はある事を思いついた。
とても恐ろしい、下種な考えだ。

俺はケータイを取ると、彼女に電話を掛けた。

「先輩?お久しぶりです♪どうしたんですか?」
ほわ〜んとした声で嬉しそうに応じてくれる彼女 金沢 奈菜(高2)。
「ああ奈菜、明日時間が出来たんだ、また会わないか?」
「!?、もちろんです!!どこで、どこであいますか!?」
嬉しそうに興奮した声をだす奈菜。
「それなんだけどさ、ウチ(俺のアパート)こない?」
「いいんですかぁ!?いきますぅ!!」
電話を切った後、俺は少しばかり彼女に対し罪悪感を感じた。

翌日、奈菜は時間通り俺のアパートに来てくれた、しかも制服でだ。
どうやら今日は所属している園芸部での資料整理の関係で午前中だけ学校に立ち寄ったらしい。どちらにせよ(俺にとっては)好都合だった。
「奈菜!よくきてくれたねえ!」
「先輩のいる所ならどこでも行きます!!」
そう言って笑う奈菜、チョーかわいい!!
それと同時に、これからやることを考えると再び罪悪感も込み上げてくるのだが、きっと彼女にとってもいい思い出になってくれるはず、そう言い聞かせ、奈菜をアパートの部屋に上がらせた。

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