PiPi's World 投稿小説

おにんぎょう
官能リレー小説 - アブノーマル

の最初へ
 1
 3
の最後へ

おにんぎょう 3


数日後僕は、指示された「ラブホテル」に向かいました。その部屋は、子どもの勉強部屋のつくりになっていました。そしてベッドに、パジャマを着たまゆ子ちゃんがあおむけに寝ているのです。まるで本当にまゆ子ちゃんの部屋を訪ねたようでした。
「まゆ子ちゃん…卒業、おめでとう。」
そう言いながら僕は、パジャマのボタンをはずしました。
まゆ子ちゃんの可愛い胸が見えました。ひかえめな乳房に、肌の色と同じ乳首がかたどられていました。
僕はまゆ子ちゃんの唇にキスしました。今までずっと、お店で二人だけの時、キスしたくてたまらなかった唇です。でも僕にはそれが出来ませんでした。
「人形だから何したって黙ってるよ」…そうかも知れません。でも、まゆ子ちゃんの気持ちも聞かず、彼女の唇を盗むなんてイヤだったんです。だけどまゆ子ちゃんの気持ちを知った今は、思いをこめてキスする事ができました。
僕の手は、まゆ子ちゃんのパジャマのズボンにかかりました。そっとズボンをおろすと、真っ白なパンティ…息をのみながらそれをおろすと、まゆ子ちゃんの秘部があらわになりました。
「ここか…たしかにちゃんとある。」
ドール喫茶の主人は、僕にこう言ってました。
「あの娘には、貴方を迎える部分がありますから、そこを遠慮なく貫いてあげてくださいね。」
僕のチ●チンは、もうすさまじい硬直ぶりです。僕はそれをまゆ子ちゃんにグイグイ挿しこんでいきました。
乾いてるけど、なめらかで両側から僕のチ●チンをはさみつけてくるまゆ子ちゃんの秘部。そしてまゆ子ちゃんは、僕の身体の動きに合わせて、あきらかに僕に触れようと手足を伸ばしてくるのです。
「まゆ子ちゃん…きみの中に流しこむよ。きっと…きみも感じてくれるよね。」

あれからひと月が過ぎました。僕は相変わらずドール喫茶に通っています。まゆ子ちゃんに放った、僕の精液の後始末をしたであろう女性主人の顔を見るのは恥ずかしかったけど、彼女は前と変わらず僕に接してくれます。
そして…今僕はうきえちゃんという子を指名しています。
僕より背の高い女の子です。…でも、僕は自分の「この子とも、まゆ子ちゃんみたいなひとときが過ごせるといいなぁ〜」なんて言う、よこしまな発想が彼女に読みとられてしまいそうな感じで、うまく彼女の顔が見られなくなりました。

普通の女性相手なら可能なかけひきが、人形にはできないのです。
  ━()━

俺はヒロ。30歳近いがまだ童貞だ。
ネットのローカルな交流板に、こんな書きこみを見つけた。
『粗チン求む!』
誰だよ。ケンカ売ってるのかよ。
でも、こんなメッセージにこたえられるのはたぶん俺だけだ。
俺はとにかく目的を知ろうと、連絡をとって相手に会うことにした。

古本屋が集まってる雑居ビルの片隅で出会ったのは、ロリータ服に身を包んだ(たぶん年上の)アデスと名乗る女性だった。彼女は俺を、ビルの中の小さな事務所に連れていくと、
「で、どのくらい粗チンなのか見せていただけますか?」なんて言った。ほんとケンカ売ってるのかよ。
でも俺にもプライドがある。俺はパンツまで脱いで見せてやった。
「はい、単5電池サイズです!」
アデスは俺の股間に寄せた目をパチパチさせた。
「これは…固くなるとどのようになるのですか?」
「この大きさのまま上を向くだけです。」
「毛は…どうされたんですか?」
「毛に埋もれてオ●ニーもしづらいから剃っているんです。」
アデスは、俺に手をつき出して言った。
「お願いです。この子とせっ●すしてください!」
彼女の手に、着せ替え人形が握られていた。
アデスが着てるのとほぼ同じ服を着てるその人形。
「これは…アニメの『フラワーロリータ』のあじさいちゃんですね。」
「ご存じなんですか?」
「ええ、姪っ子にこの人形を買ったりしたので。…でも、せっ●すするって、どうやるんですか?」
「スカートを…めくってみてください。」
俺は人形のスカートをめくってみた。スカートの下はノーパンで、そこには「本物」同様に細い縦筋が入っていた。
「これは…」
「私が作ったんです。『本物』みたいに挿しこめるように。」
俺はそこにそっと指先を立ててみた。たしかに挿しこめるみたいだ。
「で、これに合う粗チンをさがしてたってことですか…」
「はい。ぜひこの人形と『本物のチ●チン』がドッキングしてるところが見たくって。」
…完全に俺はばかにされてるな。でも、彼女のこの要求を叶えられるのはたぶん俺だけだ。

SNSでこの小説を紹介

アブノーマルの他のリレー小説

こちらから小説を探す