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NAGINATA・SEISHUN
官能リレー小説 - アブノーマル

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NAGINATA・SEISHUN 1

NAGINATA(なぎなた) なぎなたは剣道に比べてマイナーだ。

薙刀部の部活が終わったて、部室に入っておかしいと気がついた。
部室に部員全員が入ってところで部室を閉めたら、何と男も女もパンツ一枚になったのだ。
私はびっくりしたが、みんなが脱いだので私もパンツ一枚になった。
女は全員私も含めて、顔を真っ赤にして恥ずかしそうに両手で胸を隠している。

顧問の先生が言った。
「一年生にとっては初めての事なので驚いたかも知れん。実は我が薙刀部では、こうして定期的に男女入り混じって裸の付き合いをする事で部員同士のスキンシップを計る…という事をやっているのだ。ではさっそくペアを作って始めてくれ。難しく考える事は無い。細かい事は先輩達が教えてくれるからな」

私を含め一年生部員達が戸惑っていると、先輩達が近付いて来た。
「美樹ちゃん、僕とペア組もうか」
「あ…はい!中村先輩」
中村和也先輩…二年生で面倒見が良く、私達一年生部員の事を良く可愛がってくれる。一年女子達の憧れの的だ。一年生の中でも特に鈍くさい私は良く面倒を見てもらっていた。私は嬉しかった。ところが…
「おい中村、どけ。美樹は俺と組む」
「あ…須藤先輩…!」
須藤武彦先輩…三年生で薙刀部部長を務めている。実力はあるのだが、傲慢でいつも先輩風を吹かせており、おまけに人を見下したような態度を取っているため、皆からは嫌われている。
須藤先輩は 1年の時ダブった。そのため他の先輩とのコミュニケーションが下手だ。
須藤先輩はいきなり私の体を抱き締めてキスしてきた。
私は驚いて思わず彼の手から逃れようと暴れるが、凄い力で押さえつけられて、どうしようもない。
(あぁ…私のファーストキス、須藤先輩に奪われちゃった…。本当は中村先輩にあげたかったのに…)

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