何回も何回も押さえ込み

そのため野間宮文佳はブリッジでカウント2で逃れる

鈴木睦美の押さえ込みは
野間宮文佳の股を刺激する


野間宮文佳の真っ白のリングシューズのヒモは
ほどけてきた

鈴木睦美は　首投げから
足を取り　　家元翼にタッチした

鈴木睦美に言われたように
徹底的に左足の　腿をストンピングで蹴る



家元翼は野間宮文佳を起こすと
エルボーを叩きつけた後

ロープに飛ばすと　ドロップキックを連発した

だが　交わされ

逆にドロップキックで反撃された

そして　捕まり　野間宮文佳は鈴木彩菜にタッチした

鈴木彩菜は　家元翼に

ドロップキック
ボディースラム
逆エビ固め

技を出した

家元翼は　自力で逆エビ固めをエスケープした

鈴木彩菜は　ボディースラムで投げると
今度は　逆片エビ固めをリング中央で決めた

鈴木睦美が

「家元…頑張ってエスケープ」

家元翼の耳に睦美の声が聞こえた

家元翼は　萎んだ花のように
苦痛で元気なく

早くギブアップしたい
そこまで　追い詰められていた

だが憧れの睦美の声援が
家元翼の励みになった


家元翼はロープにエスケープすると
逆に反撃した

そして鈴木睦美にタッチした

鈴木睦美と鈴木彩菜の姉妹対決は

鈴木睦美が　ふらふらの彩菜に
パイルドライバーを決めた後

片エビ固めでフォール勝ちした

試合は9分0秒

家元翼はパイルドライバーに行く瞬間
野間宮文佳の所に行き
カットできないように押さえつけていた
10月も　あっという間に終わり

11月18日　新弟子4人がプロテストを受け

合格した


12月27日の年間最終試合に4人がデビューする

しかもその日　鈴木睦美と沢田明日香組が　2冠統一世界Jr.タッグに挑戦が決まった

この挑戦は　挑戦する予定だった先輩2人が引退したからだ