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女子プロレスの世界-NO・01
官能リレー小説 - アブノーマル

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女子プロレスの世界-NO・01 36


7月1日 三瀬栄美

7月7日 田山悦子


それぞれのデビューが決まった
2人ともシングルマッチでのデビューだ

三瀬栄美のデビュー戦の相手は小佐野美穂



田山悦子のデビュー戦の相手は泉沢望だ

6月30日の夜

三瀬栄美は
なかなか眠れなかった

「明日 いよいよデビューだ
美穂先生が相手だなんて」

そう  独り言を言った後

ただ目を閉じた

気がつくと寝ていた

起きた栄美は
腕立て伏せを始めた

100回終えると急いで部屋を出てバスへ


バスに乗る先輩に

ただひたすら頭を下げて
挨拶した


試合会場は 母方の祖母の住む市民体育館

三瀬栄美は 雑用を終えると
赤コーナーサイド 控え室 若手・新人専用で 着替え始めた

真新しい 真っ白のリングシューズに
青のスクール水着に着替え出番を待っている

今日は3082人の観客
10ヶ月ぶりの女子プロレス


ファンは待っていた

第1試合
入場テーマソングなんかない

新人女子プロレスラー
三瀬栄美は リングまで駆け足で向かう

三瀬栄美は ロープを潜りリングの中へ

対戦相手の小佐野美穂がリングの中に入り

後はゴングを待つばかりだ


美穂は
「栄美ちゃん 悪いけど 早く潰すから」

独り言をつぶやいた

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