第1試合は　同期6人の6人タッグマッチだった


試合は　50周年記念大会に相応しく

後半になれば　なるほど　豪華だった


メインイベントは

女子プロレス界　最高峰の

NWJP世界女子シングルマッチ

第77代王者　・田代愛　VS　　挑戦者　大門(だいもん)　未来

王者　田代愛は　4度目の防衛戦

田代愛は　デビューして12年目

大門　未来は　デビューして　8年目の選手

試合は　40分を越えた

大門未来が　トップロープから　雪崩式・ブレーン・バスターから

すぐ・コーナーポストに登り

倒れている田代愛を　確認すると

シューティング・スター・プレスを決めて

押さえ込んだ

だが・田代愛は　カウント2・99
で返すと

ピンチを脱出した

そして　D　D　T　から　足を取り

リング中央　団体のロゴマークがプリントされた付近で

足4の字固めを決めた

必死で　耐える　大門　未来だったが

力尽き　マットを叩き　ギブアップした

48分46秒　田代　愛が4度目の防衛に成功した


50周年記念大会は

超満員・グッズ売り場は　段ボール箱
お札が15箱　溢れそうなほど

ぎゅうぎゅう入るほどの盛況だった





50周年記念大会も終わり

鈴木睦美も　入門して2年目を迎えようとしていた

3月9日　午後10時　鈴木睦美は

「いよいよ　明日　私　もう　新弟子でもなくなるんだ　新弟子が入る前にデビューできて良かった」

そんな事を思いながら鈴木睦美は

眠りについた