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堕としてやるよ
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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堕としてやるよ 1

暑い時期になった。
街中には薄着だったり露出度の高い服装をした若い女が増えてきた。
見ているだけでも幸せになる季節だ。眼福眼福。

だがしかし、男としてそれだけで満足できるか?答えは否。
街行くエロい格好の女を口説いていい印象を持たせて食事、デート、呑み。そしてセックス。
女が彼氏持ちだったり人妻だったりしたら尚良い。筋トレとサプリで鍛え上げた俺のマグナムに虜にならない女は皆無である。
女は一度身体に火をつけると激しく燃え上がり淫らに乱れまくる。
「彼のより凄かったよ」
そう言ってまた抱かれたいと願う。



「おじさんって凄いんだねぇ。彼と一緒に来たんだけどさ、全く当たらなくって」
「俺も最初は自信がなかったよ。有名な人の予想に丸ごと乗っかってるだけ。それで少しずつ稼いで、気になったことやデータをノートにまとめたんだ。その蓄えから独自の予想を始めて今があるわけさ」
「深い世界なんだね」

今は仕事はしていない。
職業は馬券師とでも名乗っておこう。もともと競馬が好きで最初は遊びだったり有名な評論家の予想に乗っかっているだけだった。そこから馬券で稼いでそれで生活したいと思うようになり毎週のレースの結果から傾向や相性のいいデータを導き出した。大幅なプラス収支にもなってネットで予想法、理論を公開するようになった。今では雑誌なんかからもコラムの依頼が来ている(顔出しNGということにしてある)。



今、隣で一緒に飲んでる女の子は先日偶然競馬場で出会い、可愛かったもんだから初心者?競馬教えようか、とナンパ気味に声を掛けたら二つ返事でお願いします、と言ってくれて、意気投合。彼氏と一緒だったらしいがその彼は負けてばかりで本当に儲けられるのか疑問に思っていたらしい。

「えっと、お酒頼んでいいの?」
「今日は俺のおごりだよ」
「やったぁ!じゃあねー…」

白のオフショルのトップス。茶髪のセミロングで少々ギャルっぽいが人懐っこくていい。
荒川友梨、23歳。結婚式場で働いているらしい。

隣で嬉しそうにお酒を飲む姿が可愛らしくてこちらは全く飲まないのに満足した気分になれる。酔ってくると友梨はベタベタスキンシップと称して絡んでくる。細身な割に豊かな胸がこちらの身体に当たってきて興奮も増す。

「時間大丈夫?」
「うーん、ちょっとヤバいかもぉ?今からじゃ間に合わないかなぁ…」
「じゃあホテル行こう。お金はおじさんが持つよ」
「うふふっ」

ことは思い通りに進むものだ。

タクシーを呼んで、友梨を先に乗せ後部座席に座る。
うとうとし始めた友梨の身体を、介抱するフリをしながらベタベタと触れてみる。なかなかのスタイルの持ち主だ。この娘は大当たりだろう。

15分ほどで目的の場所に着く。

「着いたよ、友梨ちゃん」
「…………あ、ごめん、寝ちゃってた?」
「構わないよ。寝顔も可愛かったし」
「もう…」

少し照れた。酔いも回って視線に熱を帯びている。

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