『おら！くらえ！』
バシッ

シンジは中学1年生でひ弱。毎日いじめを受けていた。

『やめてよー！』

『シンジは弱いなあ』
『ほんとほんと！』


シンジをいじめていたのは松村と言う体重100kgくらいある男とガリガリの陰湿な宮田という男であった。

本当に毎日が地獄で泣かされていた。


『ひひひシンジくんのパンツの中にザリガニ入れてやろうか』

宮田は学校のスポンサーの息子で、いじめなど陰湿なことをその立場を利用して行っていた。

『やめてー』

『やめなさい！！』
そこに現れたのは体育教師の邦子

柔道部の顧問であり、昔はオリンピック最終選考までいった選手である。

身長は170cmあり体重は65kgくらいあり、太めでがっちりしているが目がぱっちりしていて、美人である。

不良とかを良く首根っこつかんで運んでいる、、、

そしてシンジの母親である。

『あんたたち！！いじめとかして恥ずかしくないの？！』

『なんだと！！』
『よせ！』

血気にはやる松村を宮田はなだめる。

『ふう！筋肉かーちゃん来たら勝てないなごめんねごめんね』

宮田は陰湿に笑う


『ちょっと！あんたたち！』

そそくさ逃げる松村と宮田

『シンちゃんも男なんだからいじめられっぱなしじゃなくやり返しなさい！』

『ちょっと！姉さんシンちゃんはパパに似て優しい子なんだからそんなことできないわよ』

そこに英語教師のあゆみが現れる

彼女はボディビルをしていて、肌の色を黒にしているがスタイル抜群で、姉の邦子に負けない美人さんだ。

ボディビルコンテストでも優勝をしている。
『本当になんでこんな強いお母さんから気の優しいシンちゃんが生まれるのかな？』

『あ学園長！！』

『もう！！私たちだけの時はえり子姉さんで良いのよ！』

『ちょっと！！しんちゃんもっとしっかりしなさい！！』

僕にとっては叔母さんであり、学園長は美人レスリング選手であり、全日本チャンピオンであり、昔からのファンが多く存在している。

宮田の親父のスポンサーに一回セクハラされそうになったがビンタ一発で撃退した女傑である。

僕にとっては一番怖い存在ではあるが40後半にも関わらず肉体は未だに衰えてない。

とにかく、柔道、レスリング、ボディビルと強い母姉妹は僕にとっては怖い存在であるが、頼もしい存在でもある。

まさか、そんな彼女達が僕と同じいじめを受けるなんて、、、
『ちくしょう！あの筋肉女むかつくぜ！』

松村は凄む

『なあ！松村くん！あの女シンジみたいにいじめない？』

『え！無理だよ！強いもん』

松村は邦子の強さにびびって弱気になる

『ひひひひ僕さ強い女とかいじめたくなるんだよ』
宮田は気持ち悪く笑う

『なんなら！妹のボディビル女やデカパイレスリングクイーンもいじめよ』

『無理だよ！そんなの』

松村は弱気だ
『その話噛ませてもらえんか？』

『オヤジ！！』

スポンサーの宮田金造は某裏ビデオメーカーの社長であり、裏の社会との繋がりもある。

その立場を利用して女生徒を裏ビデオに出そうとしたところ、学園長であるえり子を中心に三姉妹に牢屋にぶちこまれたのであった。

完全に三姉妹に逆恨みをしていた。