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魂だけの存在
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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魂だけの存在 1

僕は久保誠一。死んで魂だけの存在になって空をフワフワ飛んでいて何者かの声が聞こえた。
「君は誰だ?」
「私は女神です。あなたはこれからあなたの身内の人生を見届けなければなりません。」
確かに僕には母と姉がいて、そして彼女もいた。
「やっぱり、僕は死んだのか?」
「はい。先ほど事故で死にました。」
僕のお母さんの名前は久保かなみ。姉の名前は久保美咲、彼女の名前は青山久美だ。
「それにあなたが死んでから5日が経ちました。」
「え!!5日も!!あなたが女神様なら僕を生き返らせてくださいよ。」
「可能ですが肉体の修復には1、2年ほど時間がかかります。」
「そんなにかかるの!!」
「それはもう、ズタボロでしたから。まあ、魂を肉体に入れるだけならすぐですけど。」


そして、女神に説明して貰った所によると・・・

魂を肉体に入れると言うのは『憑依』と言う行為。
これは僕が親しい相手の身体に入って、その身体を自由に使える行為。
自由に使えると言っても、完全に乗り替わる訳でなく、彼女達の意識はあるまま催眠状態のようになり、憑依した僕の指示どおり動かせるというものだ。
現状なら一人あたり半日程度は憑依できるらしい。
そして相手は親しい間柄でないと駄目で、今現在できるのは母と姉と彼女だけらしい。

そして、僕の復活方法だけど、これは聞いて驚くしかなかった。
僕、久保誠一自身の身体や人生が戻ってくる訳じゃない。
この3人の誰かの子どもとして生まれ変わってくると言うものらしい。

それも僕が彼女達に憑依した状態で誰かに抱かれ、受精しないといけないと言う。
しかも、3人のうちの誰から産まれるかは選べず、3人に満遍なく憑依してセックスしないといけないと言う。

何故そんな事になったかと言うのは、実は僕は死んだ時に地縛霊化してるらしい。
ズタボロと言うのは肉体でなく魂の状態で、かなり酷い無念で自縛霊化したのだと言う。
このまま放っておくと、僕は地縛霊として強力になっていき、僕の魂が救われず輪廻からも取り残された上に3人まで不幸のどん底に落としてしまうらしい。
だから女神がわざわざ僕を救う為に来たと言う事だそうだ。

「貴方が成仏して生まれ変わるまでには1年から2年以上はかかりますが、できるだけ早く憑依して復活作業しないと怨霊化します」

怨霊化、つまり地縛霊として行き着いた先らしい。

「ど、どうすればいいんですか!」

「まずは彼女達に憑依して自慰等の淫らな行為をさせることで暫くは進行を弱められます・・・しかし、本格的に彼女達が憑依した状態で男性に抱かれないと、貴方は怨霊となってしまいます」

つまり、どうあっても僕は彼女達が他人に抱かれる姿を見なければならないと言う事らしい。


「これも全員が救われる為です」

僕は女神に促され覚悟を決めるしかなかったのだ。



とりあえず憑依してエッチな事をしないといけない。
女神に導かれるままに僕は母さんの所にやってきた。

母さん、久保かなみ。
僕達を十代で産んで、現在35歳。
どう見ても20代、子持ちにも見えないぐらい綺麗。
自慢はこの爆乳。
姉さんや幼馴染で彼女の久美も爆乳クラスだけど、母さんは更に大きい。
クラスメイトが羨んだり、街を歩くとナンパされたりするぐらいだ。

その母さんは仏壇の前で座っていた。
父さんの位牌が入る仏壇の前には遺骨。
僕のだろう・・・

やつれた感じの母さんだけど、それでも綺麗だった。

「あまり時間はありません・・・頭の辺りに手を置き、中に飛び込むようにしてください」

女神が感傷に浸る僕にそう促す。
時間がないと急かされ、僕が女神に言われたようにすると、スゥッと吸い込まれる感覚・・・

そして景色が変わる。
この視線・・・
母さんの視線だった。

「行動させたい事を念じてください・・・そうすれば間接的に動きます」

そう女神に言われ、僕は『立ち上がる』と念じてみた。

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