PiPi's World 投稿小説

規格外の男
官能リレー小説 - スポーツ

の最初へ
 13
 15
の最後へ

規格外の男 15

「じゃあ、行くぞ…もう後戻りなんてできないからな」
「うん。慶ちゃんの…ちょうだい」
覚悟を決めた女の顔。
慶太が今まで見たことのなかった愛理の顔だ。

慶太はそれでも慎重に愛理の中に突き入っていく。
「ぐ……ん、んっ…」
愛理はギュッと目を閉じて慶太自身を受け入れていく。

歯を食い縛りながら声を出さぬように耐える。
狭い穴を突き破る感触、その度にうめき声を抑える愛理。
だが、小柄な身体で慶太の巨根を根元まで受け入れたのだった。

「慶ちゃん・・・」
「愛理・・・」

痛いのだろうに精一杯の笑みを見せる愛理。
その表情は、初めての時のアシュレイに似ていると慶太は何となく感じた。

「私は・・・け、慶太の・・・性欲処理に使える?」

凄い聞き方だ。
愛する女は自分で無いと知りながら、それでも愛する男のものになりたい。
しかも身体だけの関係で一方的に捧げるのみ。
それすら受け入れてそう言ってるのだ。

「ああ・・・愛理の腟内が良すぎて止めれなくなりそう」
「うん、止めなくていいよ・・・私は慶ちゃんのものだから・・・」

どんな形でも愛する男のそばにいれればいい。
この痛みすら愛理にとっては幸せだったのだ。

「動くよ、愛理」
「うん、慶ちゃんを、いっぱい感じさせて」

慶太はゆっくり腰を動かし始めた。
愛理の美乳がフルフルと上下に動く。
「幸せ…慶ちゃんとこんなこと…夢みたい…」
愛理は涙を流して慶太を全身で感じる。
痛みは治りつつあった。

「あっ、あっ、いいっ、いいのっ、慶ちゃん、いいっ、いいっ・・・」

治まりつつあるとは言え、まだ痛みを我慢するように眉を寄せるが、愛理の顔は幸せに溢れていた。
こう言う形でも想い人と結ばれたのだ。
幸せで無い筈はない。

慶太の方は、やはり四人の中で一番小柄かつ一番の締め付けに何時も以上にヒートアップしていた。
今まで身内同然だった幼なじみは、彼の腕の中で女になっている事に背筋がゾクゾクするような快感を感じていたのだ。

「いくぞっ、愛理っ!、出すぞっ!!」
「きてっ、全部っ!、私にっ、出してえぇぇっっ!!」

慶太はその声に愛理の子宮めがけて征服の証を打ち込む。
それを愛理は悦びの声と共に受け止めたのだった。



そして、あの騒動から暫く経ち・・・
いよいよ3月の末となった。
慶太のトレーニングは順調そのもの。
むしろジュディやエステルが驚くぐらいの成長を見せていた。

既に服がパンパンになり買い換えしたぐらいだし、基礎体力の伸びはマイナーでも十分やれるだろう。

木製バットへの対応も確実にこなし、エステルの指摘通り当てるのでは無く振り抜くバッティングで、日本より飛ばないボールでの飛距離を伸ばしていた。

それらが可能だったのは、何より性生活の充実。
愛理がセックスに慣れた頃から、四人がかりなら慶太を満足させる事ができるようになったからだ。
これにより、慶太だけでなくアシュレイ達も随分と肉体的にも精神的にも楽になったのだった。

こうして成長した慶太・・・
いよいよ4月1日。
スコットはアシュレイと慶太をわざわざ自分のオフィスに呼び、アメリカ時間でも日付が過ぎたのを確認して言った。

「これにて交渉権は喪失した・・・おめでとう慶太くん」
「有り難うごさいます・・・でも、ようやくスタートです」

そう笑う慶太にスコットは書類を差し出す。

「これはルーキーリーグ、隣町のケナー・クロコダイルズの契約書だよ・・・今から作成しよう」

そうスコットは言うと、呼び鈴を鳴らす。
するとこんな深夜に1人の男がオフィスに入ってきた。

SNSでこの小説を紹介

スポーツの他のリレー小説

こちらから小説を探す