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邪宗ふたなり教
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪宗ふたなり教 16

「(後で調べてもらおう)」
雫は歳相応な外見とは反して慎重な所があるのは教団内での大人達を見ているからだ。


和子は気が付くと全裸に剥かれX字型の磔台に固定されていた。
「!!」
「はじめまして、妾の名はキョウコ.ザ.メール。ふたなり教の教祖じゃ」
目の前には同性でも飛び抜ける程のボディラインと黒髪を長引かせた美女がいたがそれに反する存在が股の間から出ていた。造りモノではない、本物……旦那のモノよりもでかく太い。
「お主は聖マリア女学園にフタナリが通う事を嫌がっておるそうじゃな」
「そうよ!」
「しかし日本政府を初め各国は医学的検知より女性として法律で規定しておる、重大な人権侵害じゃ」
「あ、貴方の様なキチガイになにがわかるの!」
「黙れ、自分は何不住無く過ごして家庭を持っているくせに……何をトチ狂ったかこの様な少年と不倫とは」
「!」
「我が教団信者には各界からの重鎮も少なくはないのじゃ、お主を追い込むのも造作ではない、夫や子供達にも同じ様な目をあわしてもできるぞ」
「そ、それだけは!!」
きっとあの理事長の差し金だ、和子が悔しがる……何よりも家族よりも翔君を狙った事に後悔した。こんな事なら実家の兄に相談するべきだった。
「わ、わかったわ、両性具有の子も受け入れる用にみんなを説得する、警察にも貴方達の事を黙るから、翔君だけは……」
「お主の魂胆は分かっておるわ、それが懺悔のつもりか?」
キョウコは持っていた鎖を引っ張ると和子の視界には首輪をつけ内股になって歩く翔の姿が見えた。彼は聖マリア女学園の運動服を着用している。正確に言えば自分が学生だった時で下半身はブルマーである。
「翔君になんて事を!」

「お主は彼の事をどれだけ知っておる?不甲斐ない母親のお陰で少し危うい状況だったので聊か乱暴であるが保護しただけじゃ、ヒモも男色趣味があってな、まああ奴は今頃は人間としておわっているかもしれん」
「!!!」
「あんしんせい、信者の中にはアウトローな連中も多くてな……ヒモの勤め先も児童虐待が露見したらそれだけで警察にガサ入れされる。殊更話が進んだわ」
キョウコは翔の身体を弄っていくが彼が嫌がる素振りは無い。
「何、お主を永遠に閉じ込める気はないが報いは受けてもらおう」
何時の間にか全裸のフタナリ女性と男性らが和子を取り囲んでいた。和子の視界に入るだけでも10人はいる。
「こ奴らは新人信者で妾と交わって三日三晩動けなくなり更に一週間自慰すらさせてない、理性なぞ無いぞ」
和子は叫んだが磔台から下ろされペ○スが入る穴と穴は凌辱された。
「性病や感染症は無いから安心せい、妾の信者の中には医者もおるからのぉ」
キョウコはそう告げると翔を抱えてキスをした。

数時間後、キョウコは地元信者の邸宅に居た。あの別荘地にある防空壕はこの邸宅にも繋がっているのである。
「外の様子はどうじゃ?」
「山狩りになってます、キョウコ様」
ランドセルをしょっている女児が告げるとキョウコは頭をなでる。
「良い子じゃ」
キョウコもこんな一面も持っている。
「なんか警視庁のパトカーもきていた」
男児が興奮して言う。



和子の自動車転落現場や衣類と所持品が発見された場所を中心に山狩りを開始していた。
「課長、どう思います?」
「関 和子さんは何故こんな所に来たのでしょうか?それは捜査一課の仕事です」
「またまた……課長が直々に来るなんて何かピンときたでしょう」
捜査一課に属する刑事が言う課長とは捜査一課ではない。
「警視庁捜査支援課課長 榊嶋 右京 警部どのがお出ましとはタダモンじゃないですな」
同期である公安課の課長が告げると彼は尋ねる。
「この辺りはNシステムは無いのですね」
「残念ながら……防災カメラも危険個所に限られているからな」
「そちらは何の線で追っているのですか?守秘義務に触れるのなら申し訳ないですが」
「色々とある、父親の怨恨の線で動いている。お前が気になったと言うガイシャ長男の恋人、養子縁組されている。先天性両性具有症候群、その養父母はこの手の権威で早々手出せる相手ではない」
「ありがとうございます、何か私を警戒している……とても普通の女学生ではない感じをしましたからねぇ」
「接点はないのだろ?強いて言えば」
「聖マリア女学園の理事長が主宰しているボランティアグループの高等部代表生徒でよく話す間柄です」

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