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邪宗ふたなり教
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪宗ふたなり教 13

再生の為にクリックをすると画面が映し出された……翔が居る場所は特定できない、だが何処かのスタジオらしく本格的な照明があると思える。何よりも彼が着用している衣装は小学生男児が着るには扇情過ぎで特に下着は男性器を強調する様なモノばかり、更に画面が変わって彼が着用していた制服に驚いた。娘二人が通い、自分も初等部から大学部まで在籍した名門女学園のモノだ。安易にブルセラに出せる品物ではない……何故持っているのか?翔は落ち着かないのか足をモジモジしている。その後もイメージビデオの様なアングルで撮影されており徐々に過激になってくる。
「ああ!」
画面のテロップには“スカートをまくって”と表示されると彼は眼をつぶりながら捲ると同年代が穿く可愛いパンツに不自然な膨らみがはっきりと映し出された。背後には息子と同じ年代の男性が数人居て彼らはパンツ一丁のみ……脅されているのか男の手が伸びてもはねのけようとしない。
それどころかあの子の表情は私とセックスしている以上に興奮しているらしく、愛想を振りまいている。そして男の手はあの子のペ●スを触り初めるとピクッとしている、更にパンツの内側へと手が伸びるとスカートの裾がそれを隠した。
「い、いやぁ!」
あの子が穢される……和子は誰も居ない寝室で声を殺した。旦那は勤め先で台風の警戒、娘二人は其々の友人宅でお泊まり、息子はこの台風で帰れなくなったのでゼミ仲間と外泊するとは言え……。
画面は男達が制服を脱がし、ブラウスのみになる翔。パンツには先走り液が付いている。撮影しているカメラ横から女性数人が出てくる、本来はついてない筈の肉棒がそそり立っている。造り物ではない、本物だ。
「……まさか」
他愛もない都市伝説だがフタナリ女性を教祖にするカルト教団がある事はしっていた。父の知り合いに確認しても今の所そんな教団は無いと言う事だが。
もし翔やその母親の失踪がカルト教団に関与しているなら……だが最初の脅迫電話から見て警察に通報するのはマズイ、警察内や司法関係に信者が居る可能性もある。和子は携帯を閉じ様とした時に携帯が鳴る。
「もしもし……一体何を」
「送られたDVD−Rを見ましたね?今度の月末に会いましょう……その際一緒に送られた衣装と見ているDVD−Rも持ってきてください。早々、この映像はコピーガードしてますから無理ですよ」
「ま、まって……翔君にこれ以上変な事は」
「お約束しますよ」
携帯の通話が切れた。
和子はゾッとしていた……翔の事を考えると自分一人で解決するしかないのだ。



ビジネスホテルの客室で二人は息を切らしていた。全裸である……台風接近で国道や高速が封鎖される事を知った和弘はホテルに入る前にリーズナブルなブランドで見つけたカジュアルのワンピースを雫にプレゼントして、雫の下着代を建て替えたのである。こう見えても高校時代からアルバイトして大した趣味もない自分にとってはここまで御金を使った事は無かった。
「母親の事は探りいれて見るから、君が成人してから紹介したいんだ」
「はい」
「父親は理解ある人だから……母親が留守の時に哨戒するよ」
「うん」
雫はそう告げると和弘の口に唇を着けた。



月末、母親も妹二人も家に居ないので和弘は雫を父親に紹介した。
「いい娘さんだね、和弘をよろしく頼むよ」
「はい」
「家内は嫌がるかもしれんが……私が説得するよ、ほっておいたら独身のままになりそうだ」
「親父!」
「はっはっ、こんな事なら娘にも紹介した方がいいのではないかね?」
「いえ、異性との交際は禁止されてますから」
「あんな女学校は何処がいいのかねぇ、異性との交際をしないから大変な事になるのに」
どうも和弘さんのお父さんは娘の女学校には気が向かないらしい。

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