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変態科学者の餌食
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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変態科学者の餌食 3


3日後、ジルが普段と同じように仕事を終えて部屋に戻ろうとすると、
痩せこけた男がジルを抱き締め、
「ここなら誰も見ておらん。」
「ウィリー、助けて。」

痩せこけた男がジルの胸を揉んでいるとウィリーが棒を勢い良く振り下ろし、
「お、お前・・・」

痩せこけた男が倒れると、
「ウィリー・・・どうしてトム達まで?」
「事情はここから出てから話すよ。ほら、皆の部屋の鍵だ。」

ジルは急いで鍵を開けていくのだが、 
「ど、どういう事かしら。」
「皆、早く部屋から出て。」
皆が戸惑いながら部屋から出ていくと、ウィリーはジルに、
「君は必ず守るから、ここから出るまで離れないでくれ。」

ウィリー達が階段を上っていくと、色々な薬品が置かれた部屋へとやって来て、
「まさか・・・」
トムとジムがそれぞれ手術台にかけられた毛布を取っていくと、
横たわっている少年と少女はウィリー達より年下のようだが、
肌の色は両親が遠い国からやって来たというハリーとほぼ同じで、
「きっとこの子達も・・・」

すると少年と少女がそれぞれ目を覚ますのだが、 
周りにいるウィリー達に戸惑ってしまい、 
「大丈夫、君達の敵じゃないよ。」
「どうやら言葉が通じていないみたいだ。」
「しょうがない、この子達を連れて外に出よう。」

施設から出たウィリー達は洞穴へと逃げ込み、
「ここまでくれば大丈夫・・・あの子達、落ち着いてきたみたいだね。」
ハリーによると、喋っている言葉からハリーの両親と同じ国から来たらしいが、
自分達の名前すら覚えてないそうだが、するとジルが、
「じゃあ名前を考えて上げましょう。」

こうして少年にはジロー、少女にはナミという名がつけられ、
「これからもよろしくね・・・ハリー、通訳お願い。」
「わ、分かった。」

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