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イケメン女子がノンケ爆乳たちを孕ませ
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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イケメン女子がノンケ爆乳たちを孕ませ 1

私は双山ナズナ。
分田名利高校一年。部活は空手部兼バスケ部。
自慢じゃないが成績優秀でスポーツ優秀の文武両道。
名家・双山家の後継者で、金に困った記憶は一度もない。
ルックスも悪くないほうだと思う。短く切った黒髪、スレンダーな体。胸もお尻も悲しいまでに貧しく、よく男性に間違われるのがネックだが。また周りから「イケメン」とか「王子様」とかもてはやされているので、問題ないのだろう。……いやないのか、これ。
さて、そんなイケメン王子様らしい私は目下悩みを抱えていた。極めて重大な悩みを。
その悩みを解消すべく、私はただいま自宅にある招待していた。
「…あんたの家って本当に広いのね」
廊下を歩く私の後ろ、キョロキョロしながらついてくる女性は西園寺明菜(さいおんじ あきな)。
分田名利高校二年で私の先輩だ。
端麗な顔立ち、きつめな印象を受ける目つき、腰まで届く茶髪。何より爆乳で爆尻。あのおっぱい、何カップあるんだろうか。
男受けする容姿でありながら規律正しい委員長で、周りから恐れられているらしい。
まあ私にとっては怖くもない美人な先輩だが。
「もう少しで私の部屋ですのでご辛抱をお願いします、西園寺先輩」
「……あんたが案内しなくても、使用人に任せればよかったじゃない。あんたは部屋で待ってれば」
「いえ、せっかく先輩がおこし下さったのですから私が出迎えなくては」
双山家では多くの奉公人がいて、私にも専属のメイドが付けられている。
だが自分がやるべきことは自分でやるべきだろう。
特に、今回は。
「あっそ……」
先輩は鼻を鳴らして明後日の方向を向く。
ツンケンした態度の方だが、まさかそんな先輩が彼氏を作るとは夢にも思わなかった。
相手は同い年の幼馴染でサッカー部員の男子。
交際してもう5ヶ月らしい。
ちなみに今回の悩みはそのことに深く関連する。
「着きました。入ってください、先輩」
私はドアを開けると先輩に先を譲る。
先輩が入室したのを確認すると、私も中に滑り込み、ガチりと施錠した。
「で? 用件を話しなさいよ」
来客用の椅子に腰掛け、尊大な態度で問いかける西園寺先輩。
私も向かい合うように腰掛けると、開口一番に切り出した。
「以前のこと、覚えておいででしょうか?」
「……いつのこと?」
「西園寺先輩と彼氏さんがチンピラに絡まれて、私が二人を助けた日のことです」
今より一月ほど前。学校からの帰宅の最中、私は先輩と彼氏がいかにもガラの悪いチンピラ数人に絡まれている現場に出くわした。
もちろんチンピラの狙いは先輩。つまり、たちの悪いナンパだ。
彼氏がいようとお構いなしに拐いそうな雰囲気。彼氏ときたら震えていて使い物にならず、先輩も大声を上げる気力すらなかったようだ。
もちろん私は助けに介入した。素早く警察に通報、チンピラたちを得意の空手で全員叩きのめしてやった。
「ああ、ね。あのことは感謝しとくわ、一応」
ゴニョる先輩を少々怪訝に思いながらも、私は話を続ける。
「実はその件について非常に心苦しいのですが、お礼を要求したいのです」
「お礼?」
「本当はお礼など不要、私が勝手にやったことなのですから。ですが、現在の私はそんな理屈が呑み込めないほどにっちもさっちもいかない状況下にありまして」
「な、何があったの?」
心配してくれる先輩はやはり優しい人だ。
そんな優しい人に対してこれから要求する内容に後ろめたさを覚えるが、後戻りはできない。
私は心して口を開いた。
「私の性欲処理をお願いしたい」
「………は?」
もっともな反応をする先輩。
私の事情を知らぬ者からしたら当然だろう。
「あんたってレズだったわけ?」
「いや正確にはレズではなく………、口で説明するより見せたほうが早いか」
言って私は今まで鋼の精神で耐えていた欲望の波を、少しばかり解き放つ。
とたんに先輩の瞳は驚愕に見開かれた。
先輩の視線の先にあるのは私の股間。スラックスを押し上げる、女性にはないはずの突起。
そう、私には男性のモノが生えているのだ。
「それって………! あんた、男だったの!?」
「私はれっきとした女ですよ。…いえ、『女だった』と言えばいいのやら」
私は短くまとめて説明した。
ある日、朝起きたら私の股間に男性器が生えていた。
混乱したが、こんな荒唐無稽か話誰にも打ち明けるわけにはいかず。
股間の秘密を隠しながら生活を送ってきた。
だが、男性の欲望とは凄まじいものであった。
女性の身体を見るたびに湧き出る性欲。
おっぱい、お尻、うなじ、太ももなどなどに視線が惹き寄せられ、股間がうずいてしまう。
男性のマネをして自慰をしてみたが、それでは我慢できなくなるまで追い詰められていた。

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