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遊戯王〜BMG調教〜
官能リレー小説 - 二次創作

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遊戯王〜BMG調教〜 68


MT「『水晶の封印』ですよ、覚えていませんか?」

戸惑うBMGの前に突如現れたMT。奴の言葉に、BMGにある記憶が想起する。
「オレイカルコスの結界」を使う「ドーマ」という連中に、デュエルモンスターズ界はもちろん、マスターである遊戯の現実世界もが破滅の危機に陥った。
そのドーマの一人とデュエルをし、攻撃しようとした瞬間、罠カード「水晶の封印」が発動。あっという間に意識を失い、何も感じない水晶の中に閉じ込められた。
そして自分を助ける為、何よりデュエルに負けて魂を奪われない為に、遊戯は「エクスチェンジ」で交換した「オレイカルコスの結界」を発動。
攻撃力が変化した事で自分は水晶から脱出できたが、マスターの遊戯は心を闇に囚われてしまい、結果は敗北。
あの時「自分にもっと力があったら、止められたかもしれない」と悔しさと同時に、遊戯に裏切られた悲しさを思い出す要因となった、罠カード「水晶の封印」が今まさに再び自分の全身を包み込んでいこうとしていた。

BMG「いやぁっ!やめてぇ!!離してぇ!!!」

MT「フフッ、無駄な足掻きです。さて、こうなってしまっては、しょうがないですねBMG。これから暫くの間、貴女を封印します」

BMG「ハァハァ……くっ…一体何が望みなの……」

MT「ん?」

BMG「私だけじゃなく、たくさんの女性モンスターを孕ませて、新しい調教モンスターを産みだして仲間を増やしてなお……そうまでして私に執着するのは、一体何故なのよ?!」

「水晶の封印」によって、全身が徐々に水晶に包まれようとしていると同時に、その瞳に涙を浮かべて、快楽に満ちた赤面の表情で問うBMG。

MT「私が貴女に執着する理由ですか…良いでしょう教えてあげます」

欲情的な彼女に、さらに笑みを深くしてMTは返答する。

MT「貴女も知っての通りデュエルモンスターズの世界とは、ペガサスが作り出したカードゲームが、プレイヤーの思念によって生み出された世界」

オレイカルコスの力を使う「ドーマ」達との戦いが始まった時、BMG自身はマスターである遊戯に告げていたことを思い出す。

MT「当然その中には、貴女のその顔を『抗えない快楽で歪ませたい』という思念を持ったデュエリストがいる」

BMGは顔を青ざめ、その一言で背筋に悪寒が走った。

MT「そう!最強デュエリスト『武藤遊戯』に仕える『ブラック・マジシャン・ガール』こそ、最強のブラック・マジシャン・ガール!」
「最も強く気高く、そして美しい女モンスターを『快楽』という抗えない力で舞い踊る姿は、男にとってこの上ない娯楽」
「その思念が集結し、具現化したのがこの私、『調教師の星 マスター・テクニシャン』!」
「彼らが思い描く調教で、BMG……これからも貴女の身も心も全て、快楽に染めあげる事こそ、私の存在理由なのです!」

BMG「そんなこと…」

――させない。
そう続けようとすると同時に、水晶がまたさらに彼女の美しい躰を包み込んでいく。

MT「フフッ、そうです、その調子です。簡単に堕ちてしまってはつまらない。これからもそうやって抵抗し続けて下さいね。心では幾ら拒もうと、貴女の躰の方はもう私達の調教によって意のままだ。そして、貴女へ贈る調教計画は、まだまだ序の序の口なんですから」

BMG「何度も言わせないで!私は、どんな事をしたってアナタのものにはならない!」

MT「それなら私も何度でも言いましょう!どんな手を使っても、貴女をものにしてみせる。それに何の為に一日中、快楽づけにしたと思っているんですか?」

怒りを露わにするBMGに、MTは芝居がかった様に一蹴する。

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