PiPi's World 投稿小説

♀と♀
官能リレー小説 - 同性愛♀

の最初へ
 0
 2
の最後へ

♀と♀ 2

彼女たちがこのような関係になったのは半年ほど前からである。
二人とも以前から同性愛に興味を持っていたが、なかなかそれを周囲に打ち明けられずに過ごしていた。
そんなとき、夏休みに実施されるキャンプで、たまたま二人が同じ部屋になったのである。
華やかなキャンプファイアーが終わり、就寝時間がだいぶ過ぎた。しかし優香はなかなか眠れず、寝返りをうってばかりいると、叶が優香に声をかけた。
「お星さま…見に出ませんか?」優香は「はい」と起き上がった。
二人はログハウスから少し離れた、空のよく見える広場に出た。
叶は声をあげた。
「すばらしいわ…時間が遅いから星座が地味な秋の星空になってるけど、それでも星座の形がわかるわね。」
「叶さん…星座の形がわかるんですか。私にはたくさん星が光ってるだけしかわからない…」
「そっか。あそこに四つの星が、四角形に並んでるでしょ。」
「はい…」
「あれがね、ペガサス座なの。」
「ペガサスってあの、空を飛ぶ馬ですか?」
「そう。あ、まだあっちの方に『夏の大三角』が…」
叶と星座を追ううちに、次第に優香は叶の身体に密着していった。
「あ、アンドロメダの星雲が見えてるわ!」
叶が夢中で星空を指さした。
「どこですか?」優香が叶の指に視線を重ねようと、叶の頬に頬を近づけたとき、叶の髪から伝わってくる香りに惹かれて、叶のこめかみに唇を寄せてしまった。
「あ…」「…ごめんなさい。」
叶は優香を抱き寄せて、唇に唇を寄せた。
「…先、越されちゃった。あなたを誘ったのは私だったのに。
私が先越すためには、これくらいの事しないとダメかしら。」
叶は優香の上着をめくりあげた。可憐な乳房が星の光を受けて現れた。


SNSでこの小説を紹介

同性愛♀の他のリレー小説

こちらから小説を探す