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龍の覚醒
官能リレー小説 - 同性愛♂

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龍の覚醒 18

水龍の大きな物が俺の腸内で膨らむのがわかった。
それとほぼ同時に股の筋肉がびくりと隆起するのが尻から伝わってくる。
俺を後ろから抱きしめる手にも力がこもる。
次の瞬間、白いマグマの爆発が俺の中を満たし脳天まで突き上げる。
「いくっ!いくっ!ああぁあぁっ」
ドビュッ!ブビュウ!
まるで事前に練習でもしたかのように、俺と水龍は同時に同じ声をあげていた。
水龍に大量に中出しされ俺の腹は本当に孕んだかのように膨れ上がった。
腹が苦しいが、俺はあえて子種を逃がさぬよう腰を更に強く合わせる。
充満した精液の中で水龍の肉棒が暴れた。それにより前立腺が刺激され俺の物も脈打つ。
快楽の波が津波のように襲い掛かり、その度に大量なる射が放出される…
「くっ…ぁああ!!」
これ程までの"悦"の境地での射精は始めてだった…
前立腺への攻めによる射精がこんなにも気持ちいいものだったと、今までの俺は知る由もなかった。
次第に脳内は痺れ、意識が朦朧としてくる中でも俺の身体は尻を振り続け、その前立腺への刺激を求め続けた…
「か、火龍…も、もう…」
水龍が根を上げ俺の背に崩れ落ちると同時に、俺の意識も…闇の底へと落ちていった…

気がつけば、俺の部屋だった。体は濡れていないし服まで着ている。
今までの事は夢だったのだろうか?それにしてはあまりにもはっきりとしすぎている…。
とにかく水龍の事が頭から離れない。俺は怖くなってきた、今までの事が夢ならば自分が全否定されるかのように感じたからだ…。
俺は水龍から聞いていた菊水という名字を調べた。幸い、珍しい名字なので楽だった。
確かに菊水という名の孤児院はあった。隣町だった。
次は水龍の電話番号を試してみる事にした…が中断された。
誰かが電話をかけて来たのだ。緊張に震えながらも携帯電話のボタンを押す。
「もしかして火龍?」
忘れもしない声だった。
「その声は水龍なのか?」
思わず確認する、水龍だとはっきり分かっているにもかかわらず…。
電話の向こうの声が一気に明るくなった。
「お前、本当に存在してたんだな…」
「夢にしてはあまりにもはっきりしてたもんな」
「じゃあ、竜人となった事も本当なのかもな」
言われてみて気が付いた。俺達は不思議な変身能力を手に入れた筈だった。
俺は持ちかけてみる。
「あの世界でやったように、してみるか…」
電話越しに水龍が興奮し始めているのが分かった。多分俺の興奮も伝わっている。
早速俺達は全裸になった、変身の影響で服がどうなるか分からないからだ。
団体寮から個室に移っていて本当に良かったと思う、いくら裸を見られたい願望があろうとも竜人と変わる所を水龍以外に見られるのはまずいからだ。

あの時の感覚を思い出すまでも無かった。昔から知っていたかのように脳内にある。
「この姿を見られるのは色々とヤバい。声は抑えような」
「そうだな…」
突如、床にぽたりと液体が垂れた。俺の先走りだった。
「やるぞ」
「ああ」
俺の体が火のように赤くなっていくのが分かった。

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