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集落の末路
官能リレー小説 - 同性愛♂

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集落の末路 2

駄目だ、考えるな!
イークスは首を横に振る。しかし、一度意識してしまったものはそう簡単に消えるものではない。気がつくとイークスの陰茎ははち切れんばかりに大きくなっており、腰に巻いた毛皮を突き上げていた。
(ちくしょう…!なんでこんな時に…!)
イークスが恥ずかしさと情けなさのあまりその場にうずくまる。集落が異形の者に襲われているというのに、自分は性処理のことで頭がいっぱいになっている。その事実が悔しかった。
しかし、一度火のついてしまった身体を鎮めるのは難しい
イークスは観念すると、毛皮の腰巻きをほどき、自身のモノをしごき始める。
「んっ…ふぅ…」
声を漏らさないように注意しながらも手の動きは止まらない。やがて先走り液が漏れ始め、クチュクチュという音を立てる。
(ああ…ダメだ、もう出ちまう!)
どぷっと音を立て、勢い良く射精する。しかしそれでもなお、彼の性欲は治まらなかった。彼のモノは再び硬くそそり立ち、次の刺激を待ちわびているかのようだ。
猥褻な光景に欲情させられ、自慰行為に及んでしまうイークス。その姿には、英雄を目指していた面影など微塵も感じられない。
異形のものたちの交わりは次々と村人を絶頂へ導き、その度に精を搾り取られていく。今や抵抗するものは一人もおらず、みな一様に異形の者の体に身を任せていた。やがて集落の男達が精を搾り取られると、異形のものたちは一斉に天を仰ぎ咆哮を上げた。その瞬間、空に浮かんだ満月が強く輝きを放ち始め、周囲に神秘的な光景が広がっていく。
(何だアレは!?)


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