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ドラゴイエの冒険
官能リレー小説 - 同性愛♂

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ドラゴイエの冒険 9

ようやく車が見えてきた。地下に潜ったせいでやたら長い距離を歩いたように感じられる。「おい、あれは本当に車で合っているのか?」
ドラゴイエが指差す方向には車が置いてあった。だが、その車は今まで乗ってきた物とは違うものだった。
黒一色に塗装されており、全体的に角ばっていて不格好であった。
「あぁ、間違いなくあの車だ」
その中にはエイリック達と同じ形式の防護服を着た男達が何人か居る。彼等も避難する者達らしく、そわそわしている様子で外の様子を伺っていた。
「おい!そっちの男はどうなってるんだ!?」
男の一人がエイリックを見て声を上げる。
「あぁ、ただ気絶してるだけだ。どこも怪我はしていない」
「そうか。じゃあ早く後部座席に乗せよう」
後部ドアが開いたのでそこから三人で乗り込む。
乗り込むと早速先に乗っていた男達が話しかけてくる。
「どうしたんだ?防護ゼリーが無くなって裸になってるじゃないか」
今のエイリックの格好は古代の部族のようだった。股間にケースが被さっているだけだ。
「体を包んでいたゼリーが急に股間のケースに取り込まれてしまったんだよ。圧縮されてな」
「それは、どうして…」
「どうもこのエデンから支給された防護服には何か変な物が仕込まれてるみたいなんだ。俺のは独自にカスタムした物だから影響は受けなかったけど、彼は駄目だった。意図はわからんが遠隔操作か時限式で異変が起こる可能性が高いみたいだ」
「そんな話聞いてないぞ」
エデンから来た男も騒ぎだした。
「まあこれを見てくれ」
ドラゴイエはエイリックの股間のケースを強制開放した。メンテナンス用の開口部を無理矢理に広げたのだ。
エイリックのケース内部は柔らかくうごめき、彼のペニスが絡めとられていた。
そしてケーブルが尿道の奥まで挿入されている。
「すげえ…」
「こんな機能見たこと無いぞ」
車内の男達は全員が股間をうずかせている。運転を担当する男もだ。
「この装置、一体何のためにこんなことを」
「エデンの連中はこういう趣味なのだろうか…」
ドラゴイエがそう言うとエデンから来た大男のザリンチェが慌てたように質問をする。
「遠隔操作だかで突然こうなるスーツを着てるのは危ないんじゃないか?いつこの青年みたいになってもおかしくない」
「まあ俺は、さっきも言ったがこれは自分でカスタムしてるから安全ではあるが…」
「俺のも改造しようかな……」
「ああ、そうした方がいいと思うぜ」
「俺はこれ脱ぐぞ。いつああなるかわからないもの着てるわけにはいかない」
男達がそう言って防護服を脱ぎ捨てていく。
エイリックのもザリンチェの協力でどうにかペニスから抜き取ることが出来た。
こうして車内の男達はドラゴイエ以外は全裸になった。
エイリックは射精寸前になっており、他の男達もそれを見て我慢できなくなったらしくそれぞれ性器をいじり始めている。車内にクチャクチャと水音が響き始めた。

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