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俺様彼氏
官能リレー小説 - 純愛

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俺様彼氏 5



「そんな事ない!この女誑しの事なんか!」
「じゃ、俺の嫁になる?」
「乱ったら、からかわないでよ…」


私は恥ずかしくなり顔を真っ赤に染め俯いた。


「ダメだ香奈は俺の嫁にする。」


劉はガシッと肩を抱き寄せた。


「劉の嫁になんかならないから!!」



これで私達3人での生活が始まった。 



私は用意されてた自分の部屋に入りベッドに腰掛けた。



…コンコン


「はぃっ。」
「俺だ、入るぞ!」



劉は返事を聞くや否や入ってきた。


「香奈、兄貴には気をつけろ!」
「何で?劉みたいに女誑しじゃないんだし凄く優しいんだから!」
「そこが手なんだよ!!」
「どう言う意味?」
「俺より独占欲が強いし気に入った女が来たら手を出すんだ!」


「嘘よ!!劉の言う事なんか信じない!!」



劉を睨みつけて部屋を出ようとした瞬間、腕を掴まれ壁に押しつけられた。



「劉?」



「何で兄貴と同じ女を好きになったんだろうな…」



(ぇっ!?)



「ごめん…風呂、先に入れ…」


「ぅっ…うん…」



劉は部屋を出て行った。


私は着替えを持ち脱衣所に行き服を脱いで、お風呂に入った。


『香奈、兄貴には気をつけろ!』


『俺より独占欲が強いし気に入った女が来たら手を出すんだ!』




(どう言う意味なんだろ…)



…ガタッ…



「劉?」



私は劉だと思い見上げたら乱がいつの間に入ってきたのか目の前に立っていた。


「乱!?何で?」


「香奈…」




乱は跪き私の顎を持ち口付けをした。



「んんっ…!?」


私は目を丸くして押し退けようとした瞬間、劉の言葉が頭の中に浮かんだ。



(もしかして…)



乱は口を離し耳元で囁いた。




「香奈…俺…オマエを壊したい…」



「ぇっ…乱…!?…」

「香奈…」

乱は再び口付けてディープキスをした…



「んんっハァんんんっ…」


乱の手が乳房に触れた。


「ゃっ…ダメッ…」

「香奈…オマエを俺の物にしたい…」
「人を物にするなんて最低!!」

私は乱を平手打ちしようとしたが、手首を掴まれ両手合わせて頭の上に押さえられた。



「乱…止めて…」



私は目に涙を溢れさせ躰を震えさせた…



「何故…泣いてる?…」
「私の好きな乱じゃない…」
「じゃ何で劉とは、いつも一緒にいるんだ?…」
「あれは…劉が勝手についてくるし…でも…だんだん慣れてきて…でも私には友達にしか…思えない…」


「香奈…ごめん…」


乱は私の手を解き優しく抱きしめた。

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