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俺様彼氏
官能リレー小説 - 純愛

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俺様彼氏 1

ピピピッピピピッ…



カチッ…



シャッ…



いつもの朝がやってきた。



いつものようにシャワーを浴び制服に着替えて、朝ご飯も食べ終わり家を出た。



いつものような生活だけど違うのは、まだ見知らぬ土地で新しい学校に行く事なのだ…



(ハァ…気が乗らない……どうせ友達が出来ても、すく転勤での引っ越し…)


私は一人のほうが楽なのに気づき誰も惹きつけないよう自然とガードが固く作るようになっていった。



そうこうしてるうちに学校に着いた。



先に職員室行き担任と一緒に教室に向かった。

ガラガラ…


「みんな席に着け、今日から新しい友達がやって来たぞ。」



「北里 香奈です。」
私は、気が向かないけど笑顔で挨拶した。


「北里は、神楽の隣の席に。」

私は言われた通りに席に着いた。


隣にはチャラけた感じの男が寝ていた。


(何か…私、この男苦手かも…)


ホームルームも終わり1時限目の授業が始まり担当の先生が黒板に問題を書いた。



「この問題が解ける人。」


先生は隣に寝ている男に目を付け、こっちに来て教科書の角で叩いた。


「劉、起きろ!」


男は目が覚めガバッと立ち上がった。


「いてぇよ!兄貴!」


「起きたか、劉あの問題を解け。」



「無理言うな!解るわけねぇだろ!!」



「オマエなぁ女と寝てる暇あったら勉強しろ!」


隣の男を教科書の角でまた叩いた。



「だから、いてぇんだよ!」



「叩かれたくなかったら起きてろ!」



周りの生徒は、またやってると言う眼差しで見ていた。


(やっぱり、この男が苦手だ…)



「他にあの問題解ける奴いないのか?」



気を取り直して先生は教台に戻った。



「あの私、解けます。」



私は手を挙げ立ち上がった。



「君は、北里だな?じゃぁ解いてみろ。」



私は黒板に向かって、スラスラと全問解答して自分の席に戻った。


「正解だ。転校初日でよく出来たな!」



と言い周りの生徒は驚きながらも凄いと言う眼差しで私を見てる間に先生は解りやすく解き方の説明を始めた。


…キーンコーンカーンコーン



「じゃ今日はここまで。」


先生は教室を後にした。 



授業は次々と終わり昼休みになった。



私はいつものように、休み時間中に見つけた屋上に上がる階段を見つけ向かってシートをひき、その上に座った。


(やっぱり落ち着く…)



私はさっさと弁当を食べ、午後の授業の教科書を開き予習していたら後ろに人の気配がした。

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