カオスファッカー 1
町の外れの廃病院の地下…
オレと相棒の秘密の場所。
オレ以外の人間には不可視の扉の先にその場所はある…
『ギギィィィ』
重い扉の先には絡み合う肉の塊…
「よう、マスター」
声の主は肉塊の中央に鎮座する雄山羊の頭の化け物『アゼル』
オレはひょんな事からこの悪魔アゼルと契約し、人外の力を手に入れた。
「ああ、アゼル。キミのおかげで楽しく生活しているよ」
オレはアゼルの隣の肉塊に腰を掛ける。
「うへへ、そいつは良いことだ。俺様も久しぶりに充実しているぜ」
アゼルが指をクイっと動かすと肉塊の一つが宙に浮かびゆっくりと飛んでくる。
この肉塊共はアゼルに捧げた女共だ、アゼルとの儀式で快楽に落ち人間をやめた牝奴隷。
「今は、ソイツがお気に入りかい?」
アゼルが連れてきた肉塊はオレのクラスメイトの、浜名美咲。
なかなかかわいい娘だったが、バカな部分が気に障ったので、アゼルの贄にした。
腹は大きく膨れあがり、巨大に成長した胸からは母乳が溢れ続けている。
クリトリスにはアゼルの分身とも言える魔界虫が喰い着き絶え間ない快楽を与え可愛らしかった顔を淫猥に歪めている。
「そうさ、コイツの母乳は旨いぞ、マスターも飲め」
アゼルが美咲の乳塊を握ると勢いよく母乳が噴射された。
薦められるままに、まずは一口。正直そこまで母乳の味に詳しいわけではないが、濃厚といえる味に思わず大きな息が出た。
「ぷはあっ。まるでウォッカだな、強烈過ぎだよアゼル」
「そこがいいのさ、マスター。人間にはちょいと分からんかもしれんがね」
「へえ、悪魔なりのグルメってやつかい」
まるで行きつけのバーに通う客とマスターの会話だ。確かに構図としてはそう遠くもないが。
笑うアゼルの傍らでは、美咲が絶え間なくクリトリスから送られてくる刺激にヨダレを垂らして悦んでいる。普通の人間には耐えられない、まさに悪魔の所業というやつだ。とっくに人間を辞めているからこそ快感として受け入れられるらしいが、最初は強すぎる快感にやかましいくらいによがっていたことを未だに覚えている。
「しかし、そろそろ新しいやつが欲しいねマスター」