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不知火家メイド隊
官能リレー小説 - その他

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不知火家メイド隊 68

 菖蒲(アイリス)と初めて交わってから1ヶ月後、屋敷内ではとんだ異変が起きていた。
それは恭介がメイド達とのSEX、更には入浴すら拒むようになったからだ。
 もちろん、菖蒲、アイリス、舞葉、シェイラ等、様々なメンバーが聞いても、恭介は答えなかった。
ここまで来ると、残る頼みの綱は乳母であり、教育係の朝霧真理香である。
不知火家メイド隊による緊急対応会議で、意を決したようにシェイラが口を開いた。
「やっぱり、朝霧隊長に、ご主人様の真意をお聞き頂いた方が良いと思います。朝霧隊長になら、きっとご主人様も今のお考えを話して下さると思いますわ。」

真理香は、決意を込めた表情でこう言った。
「そうね、このままでは何も進展しないわ。坊っちゃま 恭介様の今のお心は私が解いて見せる。」

真理香はその夜、恭介が入浴中のバスルームへと足を運び、2人きり&全裸の状況を作り出してから話を始める事にした。
「坊っちゃま、失礼致します。今宵は御入浴にご一緒させていただきます。」
真理香は優雅に、だが主人を逃すまいと素早く体を密着させる。

「あっ、まっ真理香。・・・うん、解ったよ。」
やはり、恭介はややあたふたしながら、真理香に寄り添う。

「坊っちゃま、最近何かありましたか?このところはずっと誰もメイドを可愛がっておられないようですし、一体何があったのかと。せめて、この真理香にはお教えいただく事はできませんか?」

真理香は、我が子の様であり、最も敬愛する主人に疑問を投げ掛け答えが返ってくるのをじっと待つ。
真理香の言葉かきっかけのように、振り返った途端恭介は真理香の胸に顔を埋め、まるで子供のように泣きながら言葉を発する。
「真理香、僕が何を言っても、真理香は僕を捨てないって言ってくれる?」
真理香は驚いて、でも何時ものように恭介を抱き締め応える。

「もう、坊っちゃまは何を言ってるのですか?私、いいえ、私たちメイド達がその様な事になるわけがありませんわ。
さぁ、教えてくださいませ坊っちゃま。」

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