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吉原伝説
官能リレー小説 - 女性向け

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吉原伝説 2

香代はこれも仕事だと思いながらも御隠居のねちっこい視線に背筋が寒くなった。しかも今は安治がいる…。何をさせられるのか、それを香代は十分心得ていた。 「さて、安治…」 御隠居は安治にむかって言った。 「お前は確かまだ女を知らんのだったな」 安治の顔がカッと熱くなる。「知りたいと思わぬか?おのれの欲望をくわえた女が艶めかしく腰をふるところを見たいと思わぬか?」 御隠居の顔に再びいやらしい笑みがうかんだ。安治の喉がゴクリと動く。
香代は御隠居の話を耳をふさぎたい気分で聞いていた。安治は香代が幼い頃からひそかに恋していた人だった。その人物にこんな場所で抱かれなければいけない。遊女の自分は安治に想いを伝えれる身分ではない。ならばせめて恋い慕い続けるだけでもと思っていたのだった。なまもなく御隠居により無理矢理安治が自分を抱くことになることを思うと香代の目から一筋涙が流れた。そのとき「香代、くるのじゃ」御隠居は香代の腕をひっつかむと奥の布団の敷いてある部屋へつれていった。
御隠居は香代の着物を帯を巻き取った。安治はその光景を見るに耐え兼ねないといった様子で、畳の網目を眺めていた。香代はそんな安治の様子をジッとみつめていた。いつも自分を理解してくれるのは安治だった。養子である香代はいつも義母に苛められていた。それを励ましてくれたのも安治だった。そんな事を考えている内に、御隠居は香代の衣服を全て剥ぎ取った。
「ほほぉ…さすが遊女だけあっていい体をしておる」御隠居は舌なめずりをした。「安治今から手本をみせてやろう」そういうといきなり香代に接吻をした。香代は身の毛がよだつ感じがしたが仕事だと思い込みぐっとこらえる。しかし安治に見られていると思うとなんだか安治を裏切っているようで涙があふれそうになった。すると御隠居が舌をいれてきた。「んっ…んんっ!!」御隠居の手が香代の体をまさぐる。
安治おまえも一緒に楽しまぬか?このおなごも若い男の陰茎で奥をいじられるのが好みみたいだからお前の大きなもので狂わせてみるのも一興だな。見事この遊女の気をいかせばこの女はお前にくれてやるわい!

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