PiPi's World 投稿小説

DOLL
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

DOLL 1

俺の名前は服部友樹。定職につかない、いわゆるフリーターをしている。
フリーターをしていても、俺は生活に困った事はない。
それは、俺が持つ特殊な力にある。
俺は、人の意識に介入し自由に操ることができるからだ。その力を使えば、どんな事でも俺の思うがままになる。金も女も………

ある日、俺は雑誌で見たグラビアアイドル『桜 涼華』をコレクションする為に町へ出た。
最近のアイドルの行動パターンなんて、ブログを覗けばすぐに把握する事ができる。
俺は、彼女が今日はOffで渋谷に出かけるという情報をブログで入手すると、早速渋谷に向かった。
渋谷に着いた俺は、ターゲットである涼華の姿を探した。
芸能人が多少なりとも変装をしていると思い込んでいた俺は、以外にあっさりと彼女を見つける事ができた。
涼華は、変装など一切せずに駅前で誰かを待っていた。
すぐに涼華を操る事はできたが、俺は敢えてそれはせずに、涼華の待ち人を見てみる事にした。
「ごめ〜ん。お待たせ!」
駅の改札口のほうから声がする。涼華が、その声に振り返り、
「大丈夫。私も、今来たところだから…」
と、声の主に手を振りながら返事をしている。
涼華に声をかけたのは、同じグラビアアイドルの『橘 ひとみ』だった。
「じゃあ、いこうか。」
涼華とひとみは、そのまま渋谷の町に消えていきそうになる。
『おっと、やばい。そっさと目的を果たさないと…』
そう思った俺は、2人の意識に侵入した。
ピクッと微かに反応した2人は、そのまま駅のほうに引き返していく。
駅の切符売り場で、俺の暮らしている町の最寄り駅までの切符を買った2人が、改札を通り、駅の中に消えていく。
俺も、その後を追って駅の中に入った。
涼華とひとみは、黙っていても俺の部屋に来る事になる。
俺は、電車の中で、少し離れた位置から2人を観察し続けた。

SNSでこの小説を紹介

アイドル/芸能人の他のリレー小説

こちらから小説を探す