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春陰
官能リレー小説 - レイプ

総合順位:2848位
レイプ:146位
得票数:7
発起人:匿名さん
投稿日:2018-03-25
最終投稿者:匿名さん
最終更新日:2018-03-25 完結作品
投稿数:9

この作品は官能小説です。
18歳未満の方は閲覧禁止です。またアダルトコンテンツを不快に思う方はご遠慮ください。

はじめから読む

書き出し

三十歳になった。
誕生日になると、私は春の曇り空のあの日を思い出さずにはいられない。
窓から空が見えていた。
犯されて体が揺らされているあいだ、どうすることもできずに空を見つめていた。
高校を卒業して上京、といっても家賃が高い都内ではなく近県のアパートで一人暮らしをしていた。
二十歳の誕生日の午後、私は自分の部屋でレイプされた。
四十歳ぐらいだろうか、もっと歳上だったのだろうか。服には煙草の臭いがついている男だった。
煙草の臭い、誕生日、春の曇り空。
十年過ぎても、息がつまりそうになる。
大学の午前中の講義を終えて部屋に帰宅した私を待っていたのは、部屋に侵入した空き巣だった。
見知らぬスーツ姿の中年男とはちあわせになった。
驚いて立ちすくんでいる私に男はあわてることなく近づくと、手首をつかんでベットの方へ、ぐいっと引いた。
ベットに身を投げ出した私を男は見下ろしながら、自分の革ベルトを抜くと、ピシャッとフローリングの床を叩いた。音で威嚇された。
私は青ざめて、こわくて、ベットの上で上半身を起こしただけて逃げ出せずにふるえていた。

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