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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 159

「お姉ちゃんだったらコースにする?」
「そうね……じゃあ、バラバラに頼んじゃおっか。」
「え?」
「オードブルはこれ、スープはあれって感じで。」
「うん。そうする。」
「という訳なので一通りお願いできるかしら?」
「結構です。」
「じゃあ先ずオードブルね。何が良い?」
「……牡蠣のスフレ。」
「私は…エスカルゴのブルゴーニュ風。」
「はい。スープはいかが致しますか?」
「ポタージュスープをお願いします。」
「私はコーンスープを。」
「はい。お魚料理は如何されますか?」
「サーモンのソテー。」
「じゃあ私も同じものを。」
「はい。本日のお肉料理、大変申し訳ございませんが。ポークが売切れてしまい、ビーフとチキンしかございません。」
「えーと……鴨のロースト フランボワーズソース。」
「私は近江牛のステーキ、ベリーレアで。」
「はい。フルーツはコンポートでお持ちいたします。デザートはクリームブリュレとフィナンシェがありますが?」
「クリームブリュレを。」
「フィナンシェをお願い。」
「お食事の後はコーヒーで宜しいでしょうか?」
「はい。」
「良いわ。」
「かしこまりました。少々お待ちください。」
ボーイさんが下がると僕は溜息をついた。
「はぁ〜。」
「何緊張してるの?こういうの初めてじゃないでしょ?」
「でも緊張するよ。」
「茜や沙耶には偉そうな事言ってるのに?」
「お姉ちゃん痛いトコ突くね。」
「だって茜にも沙耶にも『マナー講座』やったんでしょ?」
「え?知ってるの?」
「部活や何かでアンタがいない時、茜にも沙耶にも『お姉ちゃんそれルール違反だよ』みたいな事を言われたわ。」
「それで推測したの?」
「そうよ。それでその推測は正解?」
「正解です……」
「ふふふっ。」
「でも僕にマナーを教えてくれたのはお姉ちゃんだよ。」
「そうだったかしらね?」
「そうだよ。」
「どこかに連れて行ったっけ?」
「僕が中学校2年生のとき。僕の誕生日だったよ。」
「あ〜そうだったわ。私がお姉ちゃんだからって見栄張ってフルコース頼んだっけ。」
「あれは忘れないよ。すっごく嬉しかったし……あの頃から……ううん。その前からずっと……お姉ちゃんが大好きだったから。『誕生日祝いにお姉ちゃんとデートしよ』って言ってくれたのが……」
「恥ずかしいこと言っちゃったって思ってるけどね。」
「今は成就したけど?」
「ばか。何でそういう言い方するのよ。」

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