謎の学校 1
俺は原久田史明
俺はある学校に赴任することになった。
その学校は謎のベールに包まれている。
学校は都会から離れた山奥にある。
足を運ぶと、山奥には不釣合いな立派な校舎がそびえ立っていた。
その学校は公立の中学校で山奥にあるのに、全校生徒が1500人もいる。
『神の里中学校』
校門にそう記されている。
全校生徒1500人…ちなみに男500人:女1000人だそうだ。
各学年14クラス…どこの都会のマンモス校だと思ってしまう。
しかも、周りに民家らしきものが見えない。
校舎の横には同じように立派な建物がある…どうやら全寮制のようだ。
俺は挨拶をするために、理事長室に向かうが、広すぎて迷子になってしまったので近くにいた女子高生に話しかけた。
「あのさ。」
返事をした女子高生は美人だった。
「はい。なんでしょうか?」