学級崩壊……? 15
「郁美と優愛ったらずるいんだよ、私たちだってしたいのに」
「せめて、空いてる手で、して」
右手の指に、直に女の肌、割れ目の先の感触を得た。
結実がパンティをずらしたのだ。
「ねぇ、もっとしてよぅ」
美咲は甘い声でねだってきた。
その向こうでは瑠夏の甘い喘ぎも聞こえてきた。
「センセ、つぎ、あたしもだからネ。待ってる間一人でヤッてるよ」
「わたくしもですわ。先生」
華夏も続く。視界は全く効かない状態が続いているが状況は想像できた。
…そろそろ、郁美へ向かって出してしまうことを我慢できなくなってきた。でも、舌は全力で優愛のために使っているのでそれを知らせることはできない。
結局何も言わないまま郁美の中に大量に放出することになる。
「あっ!あぁあ、中、ビュービュー言ってる、センセのすごく熱いよぉ!」
郁美の歓喜の声が遠くで聞こえるような気がした。
「あああっ、もっと、もっとぉ」
「センセ、もっとちょうだいぃ」
「我慢できないよぉお」
…しばらく行為は終わりそうにない、そう悟った。
そうして彼女ら6人全員は仲良く交代で俺にまたがっていった。
………
気が付いたら、周りは真っ暗だった。月明りもなく、星が降るようにたくさん瞬いている。
周りにはもう誰もいなかった。俺は、ただ下半身をさらして横たわっていたのだった。
俺はトランクスとズボンを上げながらゆっくり立ち上がった。
まったく、覚悟はしていたことだが、俺のクラスの問題児たちは相変わらずだった。
何とかしたいところだけど、今のようなところのない、まったく毒のない子たちになるのもちょっとつまらないというか…複雑な感じだ。
まあ、この仕事をしてなかったら女に縁があったかどうか…
一人トボトボ宿舎まで戻ってきた。
風呂入って今日は寝るか…と思い入り口に差し掛かる…ところで、脇の茂みがガサガサと揺れた。
「………あ、新田先生、お散歩でしたか?」
「市岡先生、何してたんです?」
養護教諭の市岡咲良先生。
新人で見た目も幼くて……同僚の先生、そんな人ばかりだ。