背伸びしたいお年頃。 11
スポーツマンらしいがっちりした体格。
お尻も小さく引き締まった感じ。
アリスはその後ろ姿を見ただけでうっとりしてしまう。
「秀樹さん」
アリスは秀樹の背中に抱きつく。
豊満な胸が遮るものなく押し当たる。
秀樹の理性は音を立て崩れていく…
秀樹は身を翻してアリスを抱きしめ、唇を奪い壁際まで追い込んだ。
中学生相手にいいのか俺?…
ドンと壁に手を着いたところで我に返る…
力を持ったソレを悟られないようにと腰も引く…
だけど腕の中の彼女は嫌がる素振りは全く見せない…
それどころか俺の背に腕を回し、その手は俺の尻を揉んできた;…
いくら背伸びしたい年頃だとしても、俺が相手で、こんなので大丈夫なのか?と思ってしまう。
秀樹はまだ迷っていた。
対してアリスは本気だ。
秀樹のいきなりの行為も臆せず受け入れ、さらに深い関係を求める。
唇を離すと、碧眼を潤ませ秀樹を見上げる。
か、可愛い…;
その吸い込まれそうな大きな碧い瞳に、秀樹は一発でやられてしまう…
ごくっ;…
喉を鳴らしながら今度は自分からちゃんと顔を近付けて、優しくキスする…
その柔らかな唇を味合いながら、両手でアリスの顔を挟み込む…
アリスの閉じた瞳の恥から一筋の涙が零れ落ちる。
(この子はきっと初めてだから、大切に、思い出に残るようにしないとな…)
秀樹は顔に寄せた両手を次第に下へとさげ、首筋、肩、そして胸へと伸ばしていく。
年齢不相当な豊かな果実は秀樹を興奮させるのにそうは時間を要さない。
「あ、はぁ…」
「大丈夫か?苦しくないか?」
「いい、もっと、気持ちいい…」