クロス・クロニクル
官能リレー小説 -
ファンタジー系
この作品は官能小説です。
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書き出し
幸せだなあ
僕は 君といる時が 一番幸せなんだ
僕は 死ぬまで君を 離さないぞ
いいだろう?
むかーしむかしのお話。
まだ地上が出来たばかりでなーんにも無かったころ、天の神さまたちの国から光の女神さまが地上に降りてきて、色んな生き物や草木をお作りになりました。
そして最後に女神さまは、全ての生き物たちの上に立ち、地上の世界を治める存在として自分たち神さまの姿に似せて人間をお作りになりました。
ところが、はじめは一人一人ていねいに土をこねて人の形を作っていた女神さまでしたが、だんだん面倒くさくなってきました。
そこで女神さまは木の枝をどろ水にひたして思いっきりふったのです。
するとどうでしょう。
どろ水のしずくの一つぶ一つぶが人間になったのです。
ですから今の人間には、ちゃーんと手間をかけて作ってもらった立派な人間の子孫と、てきとうに作られた出来そこないのダメ人間の子孫がいるんですって。
『サルでも解る!光の女神教聖典現代口語訳(ダカバ・レオ訳)』より一部抜粋。