ナジン伝
官能リレー小説 -
ファンタジー系
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書き出し
聖歴135年6月、ゴルゴン帝国、メナム王国へ侵攻。
同年10月、メナム王国の王都カルカシア陥落、メナム王国滅亡。
〜『オルトロル大陸記・第三巻』より〜
一国の滅亡という大事件も、歴史書に記されれば僅か二行のみである。しかし、その二行の裏には無数の人々の想いや物語が存在していた……。
一人の少年がいた。名をナジンという。彼は体のあちこちに酷い傷を負っていた。そのまま深い森の中を宛てもなくフラフラとさまよい歩いている。
「ハァ…ハァ…ゴルゴンの奴らめ…よくも父ちゃんと母ちゃんと姉ちゃんを…」
やがて、ナジンの行く先に綺麗な泉が見えて来た。
「み…水だ!」
ナジンは泉に駆け寄り、口を泉に突っ込んで水を飲んだ。そして近くの木に疲れ切った体を寄りかけ、そのまま眠ってしまった…。
同年10月、メナム王国の王都カルカシア陥落、メナム王国滅亡。
〜『オルトロル大陸記・第三巻』より〜
一国の滅亡という大事件も、歴史書に記されれば僅か二行のみである。しかし、その二行の裏には無数の人々の想いや物語が存在していた……。
一人の少年がいた。名をナジンという。彼は体のあちこちに酷い傷を負っていた。そのまま深い森の中を宛てもなくフラフラとさまよい歩いている。
「ハァ…ハァ…ゴルゴンの奴らめ…よくも父ちゃんと母ちゃんと姉ちゃんを…」
やがて、ナジンの行く先に綺麗な泉が見えて来た。
「み…水だ!」
ナジンは泉に駆け寄り、口を泉に突っ込んで水を飲んだ。そして近くの木に疲れ切った体を寄りかけ、そのまま眠ってしまった…。