PiPi's World 投稿小説

巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 59
 61
の最後へ

巨乳美女王国、3人のお姫様 61

中に入ると美女2人が振り向いて自己紹介をした。
「私は教師のサーラと申します。そして、こちらはこの学園の高等部の生徒の『アリムラスズナ』といいます。」
「アリムラスズナ?」
「実は私も椎名レイジさんと同じ世界の出身なんですよ。」
僕達以外にも異世界人が居たのか。
「と言うことは姓がアリムラで名がスズナか。完全に日本人だな」
「はい」
「何故この世界に?それにいつから?他にも居るの?それから……」
僕は矢継ぎ早に次々と質問した。単純な興味は勿論、他にも異世界人が居るとしたら今後に役立つ人材の可能性が有るし、ガッディール等の他国に知識や技術等が流出したら厄介だからだ。
「あの、一度に沢山聞かれましても」
「ああ、御免なさい。なら、とりあえず何故この世界に居るのかを」
「それがこっちの世界に来た時のせいか、名前以外の記憶がないのです。私は学園の中庭に倒れてて先生たちに保護されました。」
「記憶喪失なのか。それで、今はどこで暮らしているの?」
「サーラ先生の家で暮らしています。」
「1人暮らしさせるのはかわいそうだと思いまして。」
「ああ、そうですか。」
すると、スズナさんは、
「レイジ殿下はなぜこちらの世界に。」
「レナたちに召喚されて・・。3人のお姫様と結婚しました。」
「え!?結婚!!」
レナが簡単に2人に説明すると、スズナさんが・・。
「いいですね。私もいい人が見つかれば結婚したいです。
「貴女なら幾らでも結婚出来そうですけど」
「そう簡単にはいきませんよ。記憶喪失の異世界人ともなると色々と柵が有りますから」
「そうなんですか?」
「そもそも私が異世界人だという証明が出来ませんよ。私が名乗った名前から殿下は納得なされましたけど。下手に異世界人と言いふらしても嘘付き呼ばわりされかねません。ですから基本的には単なる記憶喪失者と言うしか有りません。となると身元不詳となり、結婚まで辿り着くのは厳しくなるかと」
「そうですか。ところで僕がこの国の3人の姫と結婚した事を知らなかったんですか?僕の名前を知ってるんならその流れで姫君達の結婚相手だと知る事になると思うんですが?」

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す