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巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

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巨乳美女王国、3人のお姫様 54

「じゃあ、方法を変えないか?忍者みたいなのに屋敷をこっそり制圧させて、その女を
拘束するんだ。それから…」
母さんは巻き込まなくて済むけど、直接的だけあってリスクは大きい。
「さんざん犯すのね」
「殺すと本国に気づかれるし、命を取らずに言いなりさせる方法といえば…」
「地味な反撃だけど、戦争並みに重大よね。忍者っぽいのはもう育ててるのよ。
装備はシンプルだから用意しやすかったの。暗殺者にいろんなスキルを持たせた感じ。
作戦としては、秘密裏に連れ出して…しばらく変装で替え玉を立てておくの」
「じゃあ大筋はそんなところかな?後は今後の調査次第で臨機応変にだね。流石に屋敷内部の構造とか警備状況とかは知らないとマズいからね」
「そうね急いで調べさせるわ。やっぱり、流石に副王を敵地に送り込むなんて策は取りたくはないもの。大功臣としても、女としてもね」
「最後にサラッと言ってくれるね。やっぱり悪女だよミユキは」
「この計画に乗るレイジも十分に悪い男よ」
「まあ、僕にも護りたい人達がいるからね。綺麗事に拘り続けていられないよ」
「為政者なら清濁併せ呑んでこそ一人前よ。甘いだけの男じゃなくて良かったわ」

「ミユキを信じてるからさ」
「潜入の必要はなくなったけど、認識は共有しておきたいな。母さんにもそれとなくこの事を
知らせて納得させる方法って無いかな?」
「ガッディールの女とはいえ、他の女性を抱くのだから…ファリス達には知らせないほうが
いいわね。何より、自分たちが抱いてもらえないだけでも不満だろうし、うまくごまかさないとね」
「まずは、その農園の側にお忍びで僕らが滞在できる場所を用意してよ」
「味方をも欺いて進めるって、いかにも秘密工作ね」
「今の状況で敵にバレたら洒落にならないんだから慎重に慎重を重ねないと。ただ、アルルとメルルには事情を話して協力を取り付けたいな。情報収集の手段が有るに越した事はないから。勿論口止めもするけど」
「まあ、レイジの命令というか、お願いなら最優先にするでしょうから、他の者に喋る事はないでしょうね。それに、あの2人なら肌の色から色々有った事で、この国に不満が有る的な話をして良い感じで油断させて、色々出来るかもしれないわね」
「上手く取り入る事が出来れば良し。駄目でも内部状況が分かれば強引にいけると?」
「そもそも標的の人となりが分からないから、手荒にいくべきか?穏便にいくべきか?は分からないわ。主流から外れてる事に不満が有るでしょうから案外簡単に此方に付かせられる可能性もあるんだから」
「じゃあ、アルルとメルルも含めた上で調査の結果待ちだね」
「結果次第で臨機応変に動きましょう」
ミユキの部屋のドアを誰かがノックした。
「レイジ殿下、ファリス様がお呼びですよ。」
メイドのアニスの声だった。
「ファリスと約束してたんだっけ。」
「じゃあ、難しい話はまた今度ね。」
僕はミユキの口にキスをした。
「好きだよ、ミユキ。」
「私もレイジのこと大好きよ。」
そして、僕はファリスの部屋に行くことにした。

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