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巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

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巨乳美女王国、3人のお姫様 22

ここからは、しばらく、フローラ視点で話が進みます。

当たりは真っ暗で不気味な動物の声が森の奥から聞こえてくる。
ランプを持って周りを警戒しながらゆっくり森の中を歩いていく。
(ほんとにモンスターとかいるのかしら。)
剣術は子供のころに兵士たちに交じって練習していたが素人同然の腕だった。
暫く歩いていると、
「まさか、本当に1人で来るとは……」
「な、何者ですか?!」
後ろから声が聞こえたので振り返り、剣を向けたのですが、覆面の相手にアッサリと剣を弾かれてしまいました。
「あっ?!」
「素人め」
逆に剣を突き付けられてしまいました。
「見張ってて、無駄にならなかったのは良いが、本当に来たとは」
やはり犯人の様です。
「よ、要求通り1人で来ました。こ、子供達は無事なのですか?!」
「……まあ、確かに1人の様だ。しかし、馬鹿じゃないのか?あんな関係も無いガキ2人の為に」
呆れ声で犯人が言う。
「あの子達は?!」
「寝てるよ。こんな時間だからな」
取り敢えず無事の様ですね。
「行くぞ、前を歩きな」
犯人は私の後ろに立ち、剣を突き付け私を誘導して、子供達の所へ向かうのでした。
2人は歩きながら話し続ける。
「要求はなんなのですか?」
「知らねぇよ。直接俺たちのボスに聞けばいい。俺のボスは女好きだから、たぶん、あんたの体目当てだと思うが・・」
「わ、私はもう、結婚しているんです。」
「そんなの関係ないさ。俺のボスは人妻だろうが独身だろうが胸が大きくて美人ならだれでもいいんだよ。」
「あなた達、よくこんな所で生きていられるわね。凶暴なモンスターはどうしてるの?」
「別に大したモンスターなんか居ない。せいぜい、ちょっとした獣くらいだ」
「でも、森や洞窟には危険なモンスターが沢山居ると……」
「俺は洞窟の奥の全ては知らないが、森は然程、危険では無いな」
「では何故、とても危険な所という話に?」
「さあな。何かの見間違いとか、遭難者が続出したからじゃねえか?本当に木ばっかりで普通に迷い易いから遭難しただけなのに、噂に尾鰭が付いたんじゃないか?」
しばらく歩くと洞窟の入り口にガタイのいい男が立っていた。
「ボス、連れて来ました。」
「本当に1人で来たのか?つけられたりしてないか?」
子分が答える
「大丈夫です。ボスに言われたとおり、わざと遠回りして歩いたから。」
「そうか。ご苦労だったな。さて、」
「きゃあ!」
ボスと呼ばれた男は私の体を軽々と持ち上げお姫様抱っこで洞窟の奥に入っていく。

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