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淫屍の迷宮
官能リレー小説 - ファンタジー系

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淫屍の迷宮 2




 ゾンビベースの美女ゾンビだと、コストが問題になる。
 魔物作成に登録したお陰でオーダーメイドした試作1号の10分の1以下のコストで生産できるようになったとはいえ、それでも普通のゾンビの5倍のコストがかかる。
 しかも、普通のゾンビよりもおバカさん。
 ゾンビにすらある最低限命令を聞く知能さえなく、剣を構えた相手に犯してもらおうと突っ込んでバッサリ、という光景は日常である。
  なので罠などとの連係も期待できない。

  ゾンビベースの美女ゾンビは、完成版美女ゾンビまでの繋ぎと割り切るしかない。

 とはいえ、極端な弱さは悪い事ばかりではない。
 彼女達の低スペックを良いことに、捕獲して犯す輩が出始めたのだ。

  これでいい。
 魔物としてわいて出てくる美しい女体を捕獲、それを女衒に売る、というビジネスが発生すれば、もう侵入者には困らない。

 後は構想通りの美女ゾンビを完成させるだけ。
 その後は、適宜ダンジョンを増築、改築していけばいい。
 俺は美女ゾンビ試作1号をはじめとする試作美女ゾンビとの肉欲の日々に溺れながらも、完成版美女ゾンビの研究に勤しむのだった。



 そして現在。
 俺は低コストで要求性能を満たしてくれる美女ゾンビの開発に成功した。
 何をベースにどう作ったかというと、スライムのアンデッド化である。
 ベースになる生物を極限まで下等にすることにより、驚きの低コスト化を実現。
 浮いたコストを他に回せたお陰で、様々な痒い所に手が届く仕様になった。

 このアンデッドスライムは、死体を見つけると性器から体内に侵入、寄生した死体の損壊を修復しながら死体に女体化(元から女性ならば、そのまま)および容姿美化を施し、修復が完了したら子宮内部で溶けるようにして死体と同化、スライムのアンデッドから美女のアンデッドへと生まれ変わる。

 こうして生まれ変わっても、元はスライムのアンデッド。
  極めて再生能力が高く、瘴気が濃い場所でならプラナリアの真似事すら可能。
 また、常に再生しているため、一切腐敗しない。
 これで下級アンデッドに留まっているのは、戦闘力を犠牲にした上に、ベースがスライムだからである。
 余程の事をしない限りは「所詮原生生物」という扱いらしい。

 知能程度は寄生した死体の生前と、死体の状態に左右されるが、性欲に忠実過ぎるくらい忠実なのは変わらない。
 ということで、俺はアンデッドスライムの具合を確かめるべく、ゾンビに運ばせた死体にアンデッドスライムをけしかける。
 なるべく劇的な変化を見たかったので、死体は敢えておっさんだ。しかもグッチョグチョ。
 
 寄生前のアンデッドスライムは、とにかく死体に寄生する事しか考えてない。(アンデッドは対象外)
 なので、スライムはまっすぐおっさんのち○こに向かい、そこからおっさんの体内に侵入する。
 するとおっさんの身体がビクンと動いたかと思うと、ドンドン人間としての原形を取り戻していくが、明らかに元通りではない。
 腹にあったはずの脂肪は胸と尻に殺到し、年齢はどう見ても20は若返っている。
 ち○こはいつのまにか姿を消し、代わりに瑞々しいパイマンま○こがひっそりと鎮座していた。

 そうして。
 おっさんは、グロい肉塊だった頃の方がまだ生前の面影を残している、目が覚めるような25歳前後とおぼしき美女へと変貌した。

 と、次の瞬間、俺に踊りかかってきた。
 こちらの目的もセックスの具合を見ることなので抵抗しない。
 抱きつかれてキスをされると、媚薬と精力剤に変質している唾液が口の中に流し込まれ、俺の肉棒がいきり立つ。
 スライムが混じっているのか、どことなく粘り気を感じる。
 そのまま美女は俺を押し倒し、やはり粘り気のある愛液をとめどなく吐き続ける下の口で俺のを飲み込んできた。

「!!!!!」

 ヤバイ、なんだこれ!?
 中があり得ないほどうねっていて、名器とかそんなレベルじゃない!

 俺は初めて美女ゾンビ試作1号とやった時みたいに、あっという間に射精してしまう。
 女の方も快感を感じるよう設定されている為か、酔いしれるような表情で、ひたすら俺のことを貪っている。

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