メイド・ナイト・レジェンド
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突如、剣の軌跡に入ってきた一人のメイドに黒騎士は何の反応も示す事無く、彼女もろともアナンをほふろうとする。 「無駄よ。 炎よ、走りなさい・・・」 今にも殺さんとする凶刃を前に、メイドは冷静な態度を崩すことは無かった。そして、その紅い瞳は真っ直ぐに黒騎士を捕らえている。 開いた小さな黒革の本を片手に、彼女はポツリと呟く。すると、彼女の目前に小さな火の玉が現れ、さながら弾丸の様に黒騎士目掛けて飛んでいく。 剣を振り上げていた状態の黒騎士は、その炎の弾丸を交わすことなど出来るはずも無く、炎にまみれた。 苦しげに床にのた打ち回る敵。ソレを、ただ冷たく見下ろす彼女は目を閉じるとクルリと背を向ける。 「後は任せるわ・・・」 「相変わらずだねぇ・・・ニアは・・・っと!」 無表情で此方にやってくる彼女を交代する形でサーシャは彼女の背を狙ってきた黒騎士一人を倒す。 ニア・マスコット。ネイブラ城に仕えるメイドで序列は第10位。この城にある図書館の館長を勤め、知識量で彼女に勝る者はこの国には存在しない。
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