メイド・ナイト・レジェンド
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No.17
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「ちょっと、ちょっと! コレって結構マズイんじゃない!?」 突如、背後から聞こえたイリスの叫び声にハッとするサーシャ。すぐさま剣を中段にして構え、目の前の敵二人に意識を戻す。 渡り廊下の中央で、自分とイリスを仕留めようとする敵四人に前後を挟まれる形で相対しているこの状況。 戦いの訓練を受けている二人であるが、女性と男性では体力的面で大きな差が今になって出始めてきた。 少し肩で息をする二人に、相手の騎士は呼吸一つ乱れる事無く剣を構えている。 「はぁ・・・はぁ・・・ねぇ、サーシャ? 何かいい案ないの?」 「はぁ・・・はぁ・・・ある訳・・・ぜぇ、うっく・・・無いでしょ」 背後から質問してくるイリスにサーシャは呼吸を乱しながら答える。そろそろ体力も精神も限界が近い。 「「「「!!!」」」」 そんな彼女たちの決定的隙を見逃す相手はいない、四人の騎士は一斉に二人へと急接近して来た。 「させません!」 危機的状況の中、凛とした叫び声が渡り廊下に響き渡る。そして次の瞬間、サーシャ側の二人がバタリと床に倒れ、其処から動く事は無かった。
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