メイド・ナイト・レジェンド
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(ちょ、ちょっと! どうなってんのよコレ!?) (ボクが知るわけないでしょッ?!! いいからちょっと、黙ってて!) 城の入り口。そのすぐ近くの壁にピッタリと張り付くようにして身を隠すイリスとサーシャ。 壁から身を少し乗り出し辺りを観察するサーシャにイリスはパニック気味に叫ぶ。 注意深く、城を襲っている黒の騎士団を観察するサーシャ。何か手がかりは、と思ったその時。 「ッ! サーシャッ!!」 「チッ、見つかった!」 イリスの叫び声に素早く後ろを振り返るサーシャ。其処には、此方を殺さんばかりに剣を振り下ろそうとしている黒騎士の姿が。 「!!!」 無言なれど、鬼気迫る気配を滲ませながら振り下ろす剣。 しかし、その必殺の一撃は誰も居ない地面に深く突き刺さるだけに終わった。 「あっぶなぁ! もう、何なのよ本当に!!」 「はいはい! 無駄口は其処まで! 急いで王子の安否を確かめないと」 ランプの明かりが狭い通路を薄く照らしている此処は、先ほど二人が隠れていた壁の内側。 実はこの城、そこかしこにこの様な秘密通路が設けられており、二人はソレを使って難を逃れたのだ。
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