タクノロスの書(狂気の蟲毒)
官能リレー小説 -
異種姦/獣姦
この作品は官能小説です。
18歳未満の方は閲覧禁止です。またアダルトコンテンツを不快に思う方はご遠慮ください。
書き出し
ここに一つの書物がある。
中世ヨーロッパで起きた狂気の事件について記されている。
医師であったタクノロスはこれが、なにか呪術的な原因によっておきたものと判断。
狂気に堕ちた複数の女性を診察し、その症状と彼女たちの恥部から発見された蟲についてまとめたものだ。
そのため
タクノロスの書は別名、狂気の蟲毒と当時は呼ばれていた。
恐ろしいことに、この書物には、
彼、タクノロスは後世の研究のために少女たちが孕んでいた蟲毒の卵をある場所に封印したことが記されていた。
その日の朝日荘は肌寒い冬の風が建付けの悪い木枠の窓を鳴らして、隙間風を送り込んでくる
時代遅れの石油ストーブの上に乗ったやかんがしゅんしゅんと音を立てている。
去年の腐った灯油がくすぶり、黒煙とくすんだ匂いを発していた。
僕の同棲者、橘ユキ先生は、パソコンの前で力尽きていた。
といっても死んでいるわけではない。
彼女は帰宅した直後はすぐに寝落ちする癖があるのだ。
だから同棲者であり、彼女の助手である僕は、彼女が風を引かないよう
昨日押し入れから出したばかりのそのストーブに火を入れ彼女が起きるのをまっているのだ。
中世ヨーロッパで起きた狂気の事件について記されている。
医師であったタクノロスはこれが、なにか呪術的な原因によっておきたものと判断。
狂気に堕ちた複数の女性を診察し、その症状と彼女たちの恥部から発見された蟲についてまとめたものだ。
そのため
タクノロスの書は別名、狂気の蟲毒と当時は呼ばれていた。
恐ろしいことに、この書物には、
彼、タクノロスは後世の研究のために少女たちが孕んでいた蟲毒の卵をある場所に封印したことが記されていた。
その日の朝日荘は肌寒い冬の風が建付けの悪い木枠の窓を鳴らして、隙間風を送り込んでくる
時代遅れの石油ストーブの上に乗ったやかんがしゅんしゅんと音を立てている。
去年の腐った灯油がくすぶり、黒煙とくすんだ匂いを発していた。
僕の同棲者、橘ユキ先生は、パソコンの前で力尽きていた。
といっても死んでいるわけではない。
彼女は帰宅した直後はすぐに寝落ちする癖があるのだ。
だから同棲者であり、彼女の助手である僕は、彼女が風を引かないよう
昨日押し入れから出したばかりのそのストーブに火を入れ彼女が起きるのをまっているのだ。