学園の牝 96
羞恥心が極端に高い彼女は、赤くした顔をさらに赤くして声もなくうつむいている。
犯される親友の姿に自分を重ねてしまい、恥ずかしさのあまり思考停止状態になってしまったようだ。
三者三様の反応が繰り広げられる中、快感に喘ぐ多美の瞳に、同じく快感に悶える最愛のご主人様の姿が映った。
まるで何かに耐えているような―。
そんな悠の顔を見た瞬間、多美の思考は快楽の世界から現実に戻った。
「悠サマ!?ツラそうですけど大丈夫ですかっ!?
アタシ、何か粗相でもしましたかっ!?」
「ち、違うよっ!?その・・・多美の膣が・・・すごくよかったから・・・」
悠はしどろもどろになりながら答える。
彼女に気持ちよくさせてあげたかったのに、逆に不安にさせるなんて。
悠は自らの未熟さをただひたすら責めるばかりであった。
「・・・ホント?アタシの身体、おかしくないですか?」
「そんなことないよ!ただその・・・。
多美にも気持ちよくなってほしかったから・・・ゴニョゴニョ」
恥ずかしそうに答える悠に、多美は何も言わずに身体の向きを変え、そっとご主人様を抱きしめる。
悠の身体に多美の肉感たっぷりの心地よい感触が広がる。
「た、多美?」
「ご主人様、ありがとうございます・・・。
アタシ、ご主人様を好きになってホントによかったって思います・・・。
でもガマンなんてしないでください。
ご主人様の好きなようにされることが、アタシが1番されたいことなんですから・・・」
その言葉に悠の心は熱くなる。
だが、それでも悠は確認する。相手のことを気遣って。
「多美。少し乱暴しても、いい?」
「はい!悠サマのお好きなように♪」
その言葉に、悠はホッとしたような表情で再び多美を処女の秘肉を味わい始めた。
多美のためにと必死になってガマンしていたが、正直かなりヤバかったのだ。
だがある程度自由にできるのならお互い気持ちよくなるレベルでS○Xできる。
悠は多美の心遣いに感謝しながらゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
「あ、あ、あぁっ!?は、初めてなのにぃっ!?
す、すごいです、悠サマぁっ!!」
処女を失ったばかりにもかかわらず、多美は悦び叫ぶ。
となりでは木葉が顔真っ赤にしたまま、その様子を見ている。
(た、多美ちゃん・・・す、すごいよぅっ・・・!
しょ、処女なのに、あ、あんなに気持ちよさそうで・・・。
わ、私もあ、あんな風になっちゃうのかな?)
しどろもどろになりつつ、木葉は自分が悠に抱かれているシーンを想像してみる。