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学園の牝
官能リレー小説 - 学園物

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学園の牝 94

止めないほうがいいだろうと思い直して、玲緒奈・珠美・多美・木葉の元へと歩いていく。
奴令嬢の玲緒奈や教師の珠美は落ち着いた様子だが、フェロモン全開の多美はおあずけ状態、木の葉に至っては恥ずかしさのあまり、ガチガチに緊張してしまっている。
悠はそんな対照的な2人に思わず苦笑してしまう。
そしてそれぞれの緊張を解くためにまずは多美の左のほほをそっとなでる。

「ンぅ・・・っ!」

玲子の手によって多感症となった多美は悠の手に反応して色っぽい声を上げる。
しかも自分だけが気持ちいいわけではない。
触れている悠にいつまでもこうしていたいと思わせるほど、彼女の触り心地は気持ちよかった。

「今日から多美もたっぷりかわいがってあげる。
 これからいろいろよろしくね?」
「ンっ・・・は、はいっ!」

その言葉に、多美は本当にうれしそうな笑顔で返事をする。
その様子はまるで大好きなご主人様にほめられた子犬のようだった。
悠はその様子に満足すると、今度は木葉を落ち着かせるため、彼女の頭の上に手を置いた。

「・・・・・・ッ!!」

緊張しきった彼女は手を乗せられた瞬間、ビクッと身体を硬直させる。
しかし悠はそれ以上のことはせず、ひたすら木葉の頭をなでる。
子供をあやすような優しい手に、木葉の緊張が少しずつ取れていく。

「そんなに緊張しないで。もう君はぼくの奥さんなんだから」
「・・・っ!!(////)」

好きな人の奥さんになれた、という事実に木葉の顔がゆでだこのように赤くなる。
多少は緊張が取れたようだが、完全に抜け切るにはまだ時間がかかるだろう。
悠は2人の様子を見て、まず多美からかわいがることにした。
「多美…多美からいくよ…」
そう言うと多美は悠に尻を向けて悩ましげに振る。
「ご主人様…淫らな牝犬多美のオマ○コ…ご主人様のペ○スで存分に味わって下さい…」
「犬でいいの?…多美は僕の妻だよ…」
そう言う悠に多美は熱い吐息と共に返事を返す。
「はい…静お姉様みたいに…多美も家畜奴隷としてご主人様に仕えたいです…」
悠はこの間に静とよく話し気持ちを聞いていた。
静が家畜奴隷にこだわる理由…それは彼女なりの最高の愛情表現だった。

悠より遥かに長身、美しくバランスの取れた肢体、身体能力、知性共に悠以上の存在である静が堂々と悠と並ぶと、ご主人様としての悠の立場が軽んじられる可能性がある事…
静が愛玩奴隷になってしまうと、真や沙絵の立場が無い事…
そして、自分が想いを寄せた主人に支配され、それを周囲にアピールできる家畜奴隷こそ、静にとって一番いい立場である事…
悠は静とじっくり話し合い、静を理解して家畜奴隷を改めて許した訳だ。

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