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学園の牝
官能リレー小説 - 学園物

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学園の牝 79

悠の腰使いが激しくなるに連れ、その思いはますます強くなっていく。

「しっ、静っ!そろそろイクよっ!?」
「ん〜〜〜っ!!んもぉあああぁぁぁっ!?」

次の瞬間、悠の剛直から盛大に精液が飛び出した。
それは静の膣内を通り、彼女の子宮を熱く焼き尽くす。

「ん・・・あぁ・・・」

絶頂の雄叫びすら上げられなかった静は、そのまま満足そうな顔でベッドに沈んでいく。
その光景に、2人はもはや憎悪に近い感情で剛直を味わう静を見つめていた・・・。
悠達に気付かれる事無くその場を去った二人…悠の見た目によらない激しいセックスに、二人は確実に悠の虜になっていたのだ。


そして、会長と面会した翌朝…
悠達は朝食をとりながら特例の件をどうするかを話していた。
自室でテーブルを囲んでの食事だが、悠は裸で椅子に座る静の膝の上にいる。
静が自分そのものが椅子になると言うのを何とか押し止どめた妥協の産物なのだが…かなり心地良い座り心地に悠も余り強く止めろと言えずにいた。

静は勿論満足である。
体格の大きな静だからこそできるご奉仕…愛する主人を抱き締める栄誉は何とも言えない至福の時間だ。
真や沙絵なら悠と変わらない体格で負担が大きいが、静は全く苦にならない。
そうやってテーブルを囲む悠達は、答えを出さなくてはならない問題に皆悩んでいた。
基本的には特例に反対の静…大勢になると楽しくなると言い何も考えていない真…奴隷が増える事に不安を感じている沙絵…
悠自体はどうすればいいか答えは出ない。

だが、沙絵、静と奴隷が増えた事で悠の眠っていたとてつもない性欲が開花し、三人程度では性欲を持て余していた。
気持ちはどうであれ、悠の身体は女を欲している。
だが、いくら愛があっても三人を悠が満足するまで付き合わせたら、まずすぐに潰れてしまうだろう。
溜った性欲を充分に解消できないもどかしさと、彼女達への気遣いが交差して手詰まりの状態…そんな時だから奴隷が増える事は愛する者達の為でもある事は頭では理解していた。

とは言え、愛のないS○Xなんて絶対にやりたくない。
でも専用奴隷を増やさないと、大事な人たちが危険なわけで―。
悠はこの思考ループをさっきから繰り返している。
さっさと情欲をぶつけるための奴隷を手に入れればいいものを、それができないのがこの桐生悠の長所にして短所であった。
なぜ、彼がここまで愛の有無にこだわるのか。
それは幼い頃からの親からの教育の賜物であった。
悠の父親はものすごい愛妻家で、一夫多妻が当然のこの時代において妻は悠の母1人だけしかいない。

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