学園の牝 54
「いいえ、浩二さま。
これは私たちを絶頂させるゲームではございません。
浩二さまが絶頂してはいけないゲームですわ」
「へ?」
「浩二さまはこのゲームの最中、私たちに手を出してはいけません。
射精したり私たちをイカせた時点で浩二さまの負け。
逆に私たちが我慢できなくなってお願いさせましたら浩二さまの勝ちとなるゲームです」
「・・・?何だ、そのそりゃ?おまえらにメリットないじゃん」
「ふふふ・・・。そのようなことはございません。
それではゲームを始めましょう?」
このとき浩二は気づいていなかった。
このゲームの恐ろしさを。そしてその目的を。
浩二がそれを知ったとき、専用奴隷たちも予想しなかった事態になるのだが・・・。
まずはゲームの様子を楽しんでいただこう。
「葵。睦。浩二さまを満足させられなかった罰よ。
そのはしたない胸から出ている母乳でご奉仕しなさい」
「「は・・・はいぃ」」
古屋姉妹はふらふらになりながら、何とか浩二の元までたどり着く。
「こ・・・浩二さまぁ。私たちが至らないばっかりに」
「ご期待に沿えず申し訳ありません」
「これから私たち姉妹のこのはしたない胸を使って」
「浩二さまのお身体を清めさせていただきますので」
「「どうか、お許しください」」
双子ならではの息の合ったセリフに、浩二は毎度のことながら事前に打ち合わせでもやっているんじゃないかと疑う。
しかし双子の母乳あふれる、やわらかい乳房を押し付けられた瞬間にそんな疑問は吹き飛んでしまっていた。
「はあッ・・・はあッ・・・♪」
「んッ・・・ちっ、乳首が・・・擦れるよぅ」
葵と睦は言葉だけでなく、ご奉仕でも息の合ったコンビネーションを見せる。
ただ胸だけを使って身体を洗っているだけなのに、同時に乳首をこすったりタイミングをずらしたりと緩急変化自在の動きで浩二を飽きさせない。
また絶頂耐久レースで桜色に染められた肌は絹のようにきめ細やかで、気持ちいいような、くすぐったいような、何とも言えない感触を与えてくれる。
だが、これくらい毎日のように楽しんでいる浩二には
少々物足りない。
「葵、睦!物足りねえぞ!もっとがんばれ!」
「はうぅ・・・浩二さまぁ・・・♪」
「がっ、がんばりますぅ・・・!」
そうは言うものの、やはり先ほどのゲームで疲れているのだろう。
なかなか思うようなご奉仕をすることができない。
それを見かねたのが奴隷頭である明日香であった。