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シークレット☆ラブ
官能リレー小説 - 学園物

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シークレット☆ラブ 32

幸せそうに彼を受け入れようとする久美子をみながら、自分は犯されて処女を奪われたということを思い出して身震いする真美子。
「まみ、処女は俺がもらったよ」
そんな真美子の感情を感じ取った達哉が優しく囁く。
「まみの心の処女をいただいたのは俺。俺はさ、処女をいただくっていうのは心も体も初めてみたされることだって思う」
「たっちゃん」
「くみはさ、たまたま初めてが好きな人だっただけ。まみの処女は俺がもらった、それでいいんじゃないか?ガーディアンなんかしてると、不本意な処女喪失した子を何人もみてきたよ。でも、好きな人に抱かれてからいい顔になったよ」


達哉や真美子が蒔いた種はだんだんと成長していく…「ガーディアン」同士の恋はいろいろ大変だが、涼なら乗り越えられる。達哉は信じていた。そして死んでまで自分を求めてくれた愛しい一つ下の妻に優しくキスを送る。
「愛してるよ、真美子」

二人の物語は後世に語り継がれていく…「復讐を乗り越えた夫婦」として。



真美子と達哉のシークレットラブストーリーはとりあえずここで一旦終幕としよう






     終


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