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学園の牝
官能リレー小説 - 学園物

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学園の牝 150

しかも白という色のために、隠しているはずの乳首や股間が透けて見えそうで、敬一は高鳴る心臓の鼓動を抑えるのが大変だった。

「お待たせしてすみません、お兄様。
 思いのほか着付けに手間取ってしまいました」

勅旨に耐えかね、そう言って入ってきた咲美を見た瞬間、敬一の思考はフリーズした。
無理もあるまい。何しろ彼の妹は、ウエディングドレスを着ていたのだから。
たぶん身も心も自分にささげるという意味なのだろうが、あまりにストレートな格好に敬一は二の句が告げなかった。
「「失礼いたします・・・」」

最後に入ってきたのは春華・春菜の2人。
こちらは咲美以上にインパクトのあるコスチュームでやってきた。
敬一の母である春菜の着ているのは、黒で統一したヒジまである長手袋とニーソックスだけ。
しかもその手はゴツい手錠で拘束されている。
また専用奴隷であることを示す首輪からは細い1本の鎖が垂れ下がり、その姿はまさに性奴隷しか言いようのない格好だった。
対して春華は牛のコスプレを着用。
角のついたカチューシャにカウベルのついた首輪。
牛柄のビキニとパンツをまとい、肉感たっぷりの尻からはシッポが垂れ下がっている。
2人とも恥ずかしいのか、顔を真っ赤にさせた2人は落ち着かなさそうに、しきりにもじもじしていた。
本当の意味で専用奴隷となる女たちの、気合の入った衣装はどれもすばらしく。
敬一は驚きと欲情と感激で、どうにかなってしまいそうだった。
そんな中、6人の専用奴隷たちは敬一の前に横一列に並ぶと、ヒザを折って深々と頭を下げた。

「敬一様。これより私たち一同は」
「敬一様の奴隷として永遠の忠誠を誓い」
「病めるときも健やかなときも、いかなるときも私たちの全てを用いて敬一様を支え」
「そのお心とお身体を癒し続けます」
「奴隷として女として」
「まだまだ至らぬ点は多々ありますが―――」
『これからも、末永くお使いくださいますよう、心よりお願い申し上げます』

一糸乱れぬ連携で、敬一への服従と敬愛を伝える専用奴隷たち。
その言葉に敬一は6人の主となったことを改めて実感し。
主人として、厳かに答えた。
「うんよろしく・・・俺も親父に負けないくらいみんなの事を愛する事を誓うよ約束する!」

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